Axe-fxのピッチブロックのまとめ的なもの。



■マニュアル抜粋
・Pitch Source
 Grobal:ピッチ情報は、メインインプットに直接繋がれたグローバルのピッチ検知器から来ており、この検知器に入った信号は、プリセットの他のエフェクトの影響を受けず、たいてい単音の使用に最適。
 Local:ピッチ情報は、ピッチブロックの入口で検知・解析される。このモードでは、演奏を止めた後でさえ、検知器がディレイやエフェクトテイルのピッチを追跡する。ピッチ計算時のピッチブロック内部のFBも考慮している。
・Track ADJ
ピッチシフターの継ぎ長さを微調整し、大きいシフトのシフト音の改善に役立つ
・Track Mode
どのようにハーモニーがインプットを追跡するか調整する。SMOOTHはインプットのシフト音がベンドやヴィブラートを追うのを可能にし、STEPPEDはハーモニーを最も近いクロマチック音に固定する。
・カスタムスケール
IPではカスタムスケールを作ってプリセットに保存できる。この特徴を使うため、Scale値をCUSTOMに設定し、CUSTOM NOTESの数を設定し、任意のトニックに基づいたキーのスケール音を設定する。他のキーのように、実際のキー設定は、カスタムスケールがどのように置き換えられカスタムハーモニーを作るため演奏した音と比較されるかを決める。
クロマチックスケールの全てのインプット音が±24半音でシフトされるカスタムのシフターと比べて、インテリジェントハーモナイザーは、作ったものがトニックを入れて4〜8音必要で、スケールの各度数が低いものより少なくとも1/2階高くなければならない。
カスタムノート:カスタムスケール使用時の音の数を設定し、カスタムノートは4〜8音にできる。
トニック:この値は、実際の使用時にスケールがどのように音を出すかに影響はないが、代わりに任意のキーに移されたカスタムスケールの例が分かる助けになる。この値を変えるとスケールの度数は自動的に更新される。実際のパフォーマンスの間、使用のため実際にカスタムスケールを移すカギとなる値。

■ピッチブロックの位置
・クリフ:ダイレクト接続時、Cab前に置くとピッチシフトのサウンドは最も良くなる
ファクトリープリセットはCabの後ろにシフト(pitchやmultidelay)を置いているかもしれないが、Cabの前に動かしてみればよりスムースになる。
Forum member Bakerman:ピッチブロックはcabの後ろにある場合、基本的にcabのfreq上下反応もまるまるシフトする。薄いデチューンならどちらでもおよそ同じサウンドかもしれないが、半音や全音等の違いだと明らかになる。

Economy mode
AX8とFX8のピッチブロックのいくつかのタイプは、より低いCPU要求で等々の音声パフォーマンスのEconomyModeがある。

■PolyとMono
Pitch Track parameter (Fixed HarmonyとWhammy modes) は、頻繁にこれらの設定を提示する:Off、Poly、Mono。
・Poly:コードや少ないシフト量に良く働く
Mono::単音や大きいシフト量に良く働く

■ピッチとCPUとプライオリティ
クリフのコメント
・一旦CPU使用量が、音声をストリーミングひている場合に起こりうる、特定のスレッショルドに差し掛かると、グローバルピッチ検知器は必然的に最初の音声処理より優先順位が低いので、ピッチ検知器はスローダウンする。ピッチ音源をLocalに変える場合、ローカルピッチ検知器は音声と同じ優先順位で働く。
・ピッチ検知器は音声処理より優先順位が低いので、CPU使用量が非常に高い場合、ピッチ検知器はしばしば働かなくなる。

■Pitch Learnモード
ピッチブロックには学習機能があり、オンにして、演奏を続けると、装置が演奏したオトに従ってキーを設定する。

■Pitch Harmony Scales
該当ページを参照
Arpeggiator頃1行のみエフェクト省略

■Octavaエフェクト
オクターバ(1oct下)の作り方
・ピッチシフターをFixed Harmony、1オクターブ下に設定する
・トラッキングモードのRing Modulator (Hi Cut turned downで)に設定する。
・ピッチブロックをOctave Divide設定する。

■Detune
・デチューンは、コーラスの偉大な代わりとなり、ウネリがなく80年代コーラストーンを連想させる。ステレオで使えば非常にワイド。
・一般的に:デチューンの上下は同じ量、±5と±10の間で、ディレイ(7ms)でよりワイドに、Mix25%かそれ以下に設定し、アンプの後ろ(ステレオ)cabの前に置き、パンでワイドステレオに。 モノの場合、位相の打消しに注意。

■ワーミー
・EXPペダルのカーブを最適化する。
・コントローラやモディファイア使うことなく急いでワーミーを稼働することができる(自動稼働)
①ラインにピッチブロックを置いてClassic Whammy、.Source: Global、Bypass Mode: Thruに設定する。
②コントローラ値を外部コントローラに割り当てるり。
③同じ外部コントローラにMix値を割り当て、Mixを0にする。モディファイアメニュー:Start 40, Mid 100, End 55, Slope 0, Scale 10, Offset 100
④ピッチブロックがオンであるのを確認してプリセットを保存する。
・ワーミー設定のデモのリンクあり。

■ドロップチューニングシミュレーション
・グリッドのスタートにピッチブロックを使用し、Fixed Harmonyに設定する。希望のボイスを選択して、Mix100%、Trackingをオンに設定し、必要ならTrackAjustを調整する。PitchTrack:Poly
・レイテンシーに我慢できない場合、Simeon's neat ADSR trickを試す(別リンクあり)

■Shimmer
・シマーエフェクトへ音のピッチを上げ、それを反響させる。Digitech (IPS 33 and other devices)に開発された。U2のエッジに多く使用され、他に広まった。
・ピッチシフターの(ReverseFeedbackに設定された)Crystalsモードか、Multi DelayPlexi Shiftモードを使用する。
・ローパスフィルターは、シマリング音からドライ信号を分離してクリアにしておくのに役立つ。
・ペダルでエフェクトをフェイドするため外部コントローラをインプットゲインに取り付ける。

■Dive bombエフェクト
・自動のダイブボムやライジングピッチエフェクトのシミュレート
①ピッチブロックのプリセットを作る。
②ピッチモードをクラッシクワーミー、上下2Oct、ピッチトラックoff、100%Mixに設定する。
③ピッチブロックのコントロール値のモディファイアメニューに入り、SourceをExternalに設定し、スターターとしてDampingを750に設定する。
④ピッチブロックのBypass値のモディファイアメニューに入り、上記のとおりSourceを同じ外部コントローラに設定する。
⑤プリセットを保存する。
・フロアコントローラ
①外部コントローラのCCに送るためのスイッチをプログラムする
②スイッチは、ラッチでもモメンタリーでも動くものは何でも。
・操作のため:プリセットを選択し、エフェクトのスイッチを押して(モメンタリならホールド)、止める時やバイパスにするは再び押す(又は離す)。
・スイッチの代わりにEXPペダルも使うことごでき、外部コントローラを使う。
・スイッチの代わりにオート稼働も使用できる。
・Damping値からダイブの長さを調整でき、もう1つのワーミーモードを使って、フランジャー等を追加することでより劇的にさえすることができる。