花見自粛。
とても違和感を覚えた。
他人への哀悼の気持ちは、誰かから言われて思うものじゃない。自分の心から自然に湧きあがってくるものだ。今、辛い時だ、辛い時こそ花をみて元気出したい。桜が咲くまで、もうちょっと我慢しよう、桜が咲く頃にはよくなってる。と、私も思いながら今の状況を耐えている。そういう他人の気持ちもわからず、無神経な事を言う石原さんは、恵まれて育ってきた人だなと思った。本当に辛い思いを経験して、気持ちがわかる人なら、あんな発言は出るはずがないと思う。東京都はビックサイトに東北の被災者を受け入れているが、その人達だって桜を見たいはずだ。桜の下で憂さをはらしたい人だっていると思う。辛い時ほど人間はそう思うものだと、私は思う。あんな看板だされて、それも、できない。もし、したとしても、周りから白い目で見る人もいるかもしれない。その人たちにわざわざ、「私たちは被災者で、元気をだしたくて桜を見ているんです」といちいち言わなければいけなくなる。
東京都に電話した。
職員の方は、私の意見を理解してくれた。又、私のように思って、電話してくる人が多いい。ので、報告します。と言っていた。嬉しかった!日本も変わってきたな、と嬉しかった!私も地震がおきてから、色々考えさせられた。家族にも政治の批判等話してばかりいたが、でも、家で批判ばかりしていても何も始まらない。行動しなければと思った。私は日本人だが、ずっと日本が嫌いで、日本から出ていく事ばかり考えていた。でも、なにもしないで、文句ばかりいって逃げ出すのではなく、なにか縁あって生まれた日本に対して行動して、それでも、やっぱり、駄目だと思った時に出て行こうと思った。今日電話したのも、その行動の一つだ。行動してみて解ったこと、「日本もまだまだ捨てたもんじゃない!」と感じた事だ。これからもやるぞー!