<p class="editor">今週は、<strong><span style="color:#3498db;">効率の良い勉強のやり方</span></strong>について書いていきます！</p>
<p class="editor">今日のテーマは、<span style="font-size:22px;"><strong><span style="color:#3498db;">「記憶の仕組みについて」</span></strong></span>です。</p>
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昨日の質問、<strong><span style="color:#3498db;">「なぜ、予習より復習の方が点数UPできるのか？」</span></strong>へ回答します</p>
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<p class="editor">点数UPには記憶は不可欠です。</p>
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<p class="editor">2020年問題で、教育は<strong>「考える」</strong>というキーワードのもと、記憶偏重の学習から、<strong>自ら考える学習へと移行</strong>しています。</p>
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<p class="editor">とは言っても、<strong>自ら考えるために知識は必要</strong>です。</p>
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<p class="editor">この知識は、自分が記憶したものが基本となっています。</p>
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<p class="editor">そこで、記憶偏重教育でも、考える教育でもまずは記憶することが大切です。</p>
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<p class="editor">では、<span style="font-size:22px;"><span style="color:#3498db;"><strong>「記憶の仕組みについて」</strong></span></span>説明します。</p>
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<p class="editor">記憶には、<strong>短期記憶と長期記憶</strong>の2種類があります。</p>
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<p class="editor"><strong>短期記憶</strong>とは、<strong>２～３分</strong>ほどで消えてしまう記憶で、<strong>記憶できる量はとても少ない</strong>です。</p>
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<strong>長期記憶</strong>は、短期記憶と違い、<strong>長い間</strong>覚えていることができて、たとえ一時的に忘れてもすぐに思い出せ、<strong>多くの量</strong>を記憶できます。</p>
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<p class="editor">みなさんがもっている長期記憶をあげると、掛け算の九九、みなさんが書くことができる漢字、自転車の運転などがあります。</p>
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<p class="editor">中高生のみなさんは、ほぼ毎日自転車に乗っているのでわからないと思いますが、</p>
<p class="editor">大人になり車の運転ばかり。観光地に行ってレンタサイクルを10年ぶりに乗ったとしても確実に運転できます。</p>
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<p class="editor">これが<strong>長期記憶</strong>です。</p>
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<p class="editor">テストで使えるためにはこの<strong>「長期記憶」</strong>に勉強したものを入れる必要があります。</p>
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<p class="editor">でも、残念ながら<strong>「言葉」は短期記憶</strong>にしか入りません。</p>
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<p class="editor">勉強のほとんどは「言葉」です。</p>
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<p class="editor">ですから、勉強は短期記憶にしか入らないのです。</p>
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<p class="editor">こんなことありませんでした？</p>
<p class="editor">漢字テストの前の休み時間にすごい集中して覚えたのに</p>
<p class="editor">いざテストになると、さっき覚えたつもりだったのに～と。</p>
<p class="editor">漢字も言葉なので短期記憶にしか入りません。</p>
<p class="editor">すぐに記憶から消えてしまうし、覚えられる量も少ない</p>
<p class="editor">だから、みなさん勉強した割には覚えていないとなるのです。</p>
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<p class="editor">これは、記憶の仕組みなので仕方のないことなのです。</p>
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<p class="editor">ん？</p>
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<p class="editor">勘のいい人なら気づいたでしょう</p>
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<p class="editor">そう！掛け算の九九、漢字も「言葉」です。でも、長期記憶に入れることができました。</p>
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<p class="editor">ここに<strong>「言葉」つまり勉強を長期記憶に入れるヒント</strong>があります。</p>
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<p class="editor"><span style="font-size:22px;"><strong><span style="color:#3498db;">ポイントは２つ</span></strong></span></p>
<p class="editor"><span style="font-size:22px;"><strong><span style="color:#3498db;">① 繰り返し行う</span></strong></span></p>
<p class="editor"><span style="font-size:22px;"><strong><span style="color:#3498db;">② 覚えようとする</span></strong></span></p>
<p class="editor">以上です。</p>
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<p class="editor">①は、掛け算の九九を覚えるために何度も何度も口に出して練習したことを思い出せるでしょう</p>
<p class="editor">その繰り返す作業がまず不可欠です。</p>
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<p class="editor">そして、②</p>
<p class="editor">覚えようとする！</p>
<p class="editor">これがとても大切です。</p>
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<p class="editor">掛け算の九九は、別に覚えたかったわけではないでしょうが、</p>
<p class="editor">覚えないと怒られるとか、</p>
<p class="editor">覚えないと恥ずかしいとか、</p>
<p class="editor">自分の中で覚えなければいけないという意思があったはずです。</p>
<p class="editor">これが掛け算の九九が長期記憶に入った理由です。</p>
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<p class="editor">これを今している勉強に当てはめていきましょう！</p>
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明日は、いよいよ完結！</p>
<p class="editor"><strong><span style="color:#3498db;">「記憶定着のための勉強のやり方」</span></strong>について書きます</p>
<p class="editor">脳科学や脳と勉強の関係についてもっと知りたい方、<a href="https://dreamschs.com/menu/detail/128816/" style="text-decoration-color: rgba(51, 51, 51, 0.3);">アクティブブレインセミナー</a>を受講しましょう</p>
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