今日は、中学生男子の中間テスト当日でした![]()
こんな日には、私はこのように会話を始めます
私「どうだった
」
ここが肝要です![]()
「できた?」と聞くと
「できた」OR「できなかった」
が答えになります
そんなことは、テストが返ってくればわかること
テスト当日は、その子の感触を聞きたいのです。
彼は、「数学は最後の二問、2次関数の問題ができませんでした」
私「ほかの教科は
」
「だいたいスラスラ書けました
」
私「いいね~」
ここで終わると何の進展もありませんから
「ちょっとここは
って所はない?」と聞きます
すると、「漢字が1つ書けませんでした」
それ以上引き出したほうがいいかもしれませんが、
彼が自分から発した言葉が大切です。
この流れを大切に会話をしないと生徒の気持ちは離れていきますから
この流れを無視しないように話を続けます
私「その漢字はなんだったの
」
「・・・・」
「忘れました」
「そっか、前回に比べると、スラスラという感覚は、レベルが1つか2つか3つも上がったかもね
よく頑張ったね。今は、できたことに目を向けることができているね。
次のレベルに行くには、解けなかった問題を悔しい~と思うこと
そうすれば、その問題を覚えていて、自分で調べたり、質問したりするでしょ?
すると、その問題は強烈に記憶されるよ
」
記憶は感情を伴うと強烈に残ります
これを使わない手はありません。
結果はわかりませんが、
次につながるいい試験でした
今後の彼の成長を見守りたいと思います