フィギュアスケートの
アイスダンスの全日本チャンピオン、
『かなだい』こと、
村元哉中選手/高橋大輔選手組が現役引退しました。
現役引退してしまいました。
高橋選手は四大陸選手権の後に
現役引退を決めたようです。
ニュースの第一報で知った時には、
「えーっ、
もったいない!
来年は10位以内に入れると思うのに!!」
と思いましたし、
「始めて3年なんてやっと慣れた頃で、
漸くノーミスで演技をできるようになって、
これからという時に現役引退なんて!」
と残念に思いましたし、
夫にもそう言いました。
一昨日の引退会見を見たら、
右膝の古傷がもう、
どうにもならないのですね。
歩くこともできない日があったくらい、
良くなかったなんて。
それで、
あれだけの演技をしたのですから、
素晴らしいですね。
右膝の状態が悪くなければ、
まだやりたいとのことだったので、
仕方ないのですね。
村元選手も、
「膝を貸してあげたいくらいだった」
と言っていました。
高橋選手は元男子シングル世界チャンピオン。
ケガでフェードアウトの形で現役引退してから、
4年後に現役復帰して国内で2シーズン活躍、
その後に、
アイスダンスの村元選手の誘いを受けて
アイスダンスに転向、
アイスダンスはゼロからのスタートで3シーズン、
全日本選手権優勝や国際大会の優勝を含む
好成績を残してきました。
これからを本当に楽しみにしていたのですが。
フィギュアスケートを大好きな高橋選手は
永遠に現役引退しないものと思っていました。
右膝の状態から
世界で戦うための技術の習得や維持の難しいのが
現役引退の理由なので、
これからもショーでは、
『かなだい』として演技していくとのことです。
村元選手は、
「高橋選手以上のパートナーはいない」
と感じているそうで、
村元選手自身はまだ現役を続けられる状態でしたが、
一緒に現役引退することにしたとのことです。
高橋選手には、
一度めの男子シングル選手時代に
当時世界一と言われたスケーティング技術と
類い稀な表現力がありますから、
ショーでも活躍しそうですね。
アイスダンスの普及にも努めてくれるそうです。
日本で唯一、
世界選手権での優勝がなく、
10位以内に入れていない種目がアイスダンスなので、
大勢の素敵な選手が育ってくれるといいですね。
『かなだい』は、
世界選手権で日本人選手最高タイの11位、
最後の試合だった世界国別対抗戦の
ショートプログラムとフリーの両方でノーミスの、
自己ベストを出しているので、
「やりきった」
と感じているそうです。
一度めの現役引退では後悔の残った高橋選手は、
今度の現役引退では後悔がないようで、
男子シングルでは
満足して現役引退とはいかなかっただろうから、
アイスダンスに誘ってくれた
村元選手に感謝しているとのことでした。
昨日のニュースでは、
今までの呼び捨てから「高橋大輔さん」になっていて、
「あぁ、
本当に現役引退してしまったのだな」
と実感しました。
そう、
この記事でもずっと「高橋選手」と書いてきましたが、
もう「高橋さん」なのですね。
寂しいですね。
心に残る素敵な選手だった高橋さん、
たくさんワクワクさせてくれた『かなだい』、
お疲れさまでした、
そして、
ありがとうございました、
次のステージも応援しています!
真由美