昨日の夕方にブログ記事を書いていたら、

父からメールが来ました。


「写真を送る!元気か」

というタイトルで、

2日前に私が送ったメールの返信に

写真が添付されているものです。


写真は黄色い花の咲いている木で、

左端にぼんやり指先が写っていました。


もしかしたら脳梗塞の後遺症で

動きの十分ではない手足を使って、

撮って送ってくれたのだなぁと思いました。


とりあえず、

ブログ記事を書き続けていたら、

すぐに父から電話が来ました。


「写真を送ったんだけど、

届いたか?」

と父。


私は頭を現実に戻しながら、

「届いたよ、

何の花?」。


「何の花だっけ?」

近くにいるらしい継母に聴く父。


「エニシダだよ」

と父、

「皆が撮っているから俺も撮った」

そして、

「指が写っているんだよ」。


「写っているね」

と私。


「スマホとパソコンが難しいんだよ」

と父。


スマートフォンとパソコンの難しさ、

それから、

パソコンのカラオケ機能

(そんなものがあるのですね)を使っていることを

教えてくれた後、

父は挨拶して、

継母に電話の切り方を尋ねながら電話を切りました。


私はじんわり嬉しかったです。


私が5歳9ヶ月の時に

大好きな尊敬する母が亡くなり、

私は祖父母の家にて、

あまり父との交流のない状態で育ちました。


父が再婚したのは

私が結婚して家を出て暫くしてからでしたが、

ずっと、

父から電話が来ることはほとんどなく、

私から電話をかけることもほとんどなく、

携帯電話でメールを使えるようになってからは

メールのやりとりだけをしていました。


親から、

特に母親から気楽に電話が来る友人たちを

羨ましいなぁとずっと思っていました。


父と気楽な電話のやりとりなんて、

とっくに諦めていました。


継母が勧めてくれたのかな?


継母、

ありがとう。


父、

ありがとう。


夢が叶いました!


真由美