昨日の2022年8月23日の
ラジオの特別企画のクラシック番組で、
83歳当時のストコフスキー指揮の、
ムソルグスキー作曲
『展覧会の絵』の中の
『鶏の足の上に立つバーバヤーガの小屋』
を聴きました。

私の好きな曲の一つです。

曲を作り替えてしまうことで有名な
ストコフスキーの指揮で、
私の好きな
『鶏の足の上に立つバーバヤーガの小屋』
はどうなってしまったのか、
興味津々でした。

通常なら私は曲の作り替えは好みません。

ですが、
前日の、
私の一番好きな曲である
『シェエラザード』がとても面白かったので、
今回も楽しみに聴いてみました。

期待を裏切りませんでした。

派手で華やかでドラマチック。

楽器の音がバラバラに独立して、
生き生きと聴こえました。

一つ一つの楽器がソリストの演奏のように
目立ちました。

原曲に近い曲はもっとおどろおどろしいのですが、
全然別の曲になっていて、
きらびやかで爽やか。

これもあり!

勿論、
『シェエラザード』と同様に、
私は原曲に近い曲のほうが好きですが、
演奏や放送をする場合には、
編曲の注釈つきで、
ありだと思います。

2日間のストコフスキーの特集を聴いて、
ストコフスキーの印象が変わりました。

ストコフスキーは、
指揮者という枠の中でめいっぱい、
創作活動を行った芸術家なのだなぁと
思うようになりました。

面白いです。

番組を作ってくださって、
ありがとうございます。

真由美