昨日の2022年8月22日の
ラジオの特別企画のクラシック番組で、
82歳当時のストコフスキー指揮の、リムスキー=コルサコフ作曲
『シェエラザード』を聴きました。
私の一番好きな曲です。
曲を作り替えてしまうことで有名な
ストコフスキーの指揮で、
私の好きな
『シェエラザード』はどうなってしまったのか、
興味津々でした。
通常なら私は曲の作り替えは好みません。
ストコフスキーの曲の作り替えも、
知っているものは賛成しかねるものが多いです。
ましてや一番好きな曲。
どれだけ不快な気持ちになるだろうとも思いましたが、
好きな曲だけに聴いてみようという気にもなりました。
さて、
それが。
聴いて良かったです。
面白かった!
笑ってしまうくらい
作り替えられてしまった箇所もありましたが、
通しで聴いてみて、
全体としては、
『シェエラザード』の世界を損なわずに、
良さがより引き立つような
工夫のあるアレンジでした。
ストコフスキーが『シェエラザード』に
敬意を払っている感じのするものでした。
より原曲に近い曲と比較しながら聴いて、
「あぁ、
ここはこうしたのね」
と確認していったので、
いちいちが面白く、
約45分間があっという間でした。
派手で華やかな『シェエラザード』でした。
勿論、
原曲に近い曲の
『シェエラザード』のほうが好きですが、
ストコフスキーの編曲も、
演奏したり放送したりする場合に
編曲の注釈つきでありだと思いました。一週間以内なら聴き逃し配信があるそうなので、
また聴いてみたいと思います。
真由美
追記; このラジオ番組に出演されていた
指揮者の田中祐子さんから、
ツィッターで、
この文章に「いいね」を頂きました。
ありがとうございます。