ラジオのクラシック番組で、
オーケストラの実況をしていました。

最初の曲は、
「うるさいなぁ、
じっくり聴きたいなぁ」
と思いましたが、
ラベルの『ボレロ』と
ストラヴィンスキーの『春の祭典』は面白かったです。

どちらも私の好きな曲です。

『ボレロ』は、
盛り上がるまでは、
違う楽器がひとつずつ演奏しているのですね。

盛り上がるところも仲間の楽器で合わせていて、
楽器の紹介みたいな曲なのですね。

凄いですね。

楽器の特性を
ひとつひとつ理解していないと創れませんね。

同じようなリズムの打楽器をバックに、
同じようなメロディーが
少し調子っぱずれに聴こえて、
何とも良い味を出していますね。

最初から同じような調子で最後まで、
楽器紹介で
構成されている曲なのねと面白く思いました。

『春の祭典』は、
不協和音が有名な曲ですが、
司会の方が、
失敗した演奏を聴いたことがあって、
演奏がずれて、
本来は不協和音のところが
心地よい音になっていたというのは、
面白かったです。

不協和音なのに、
耳障りではないのが、
『春の祭典』の不思議なところですよね。

2つとも好きな曲なので、
また後日、
今日聴いたことを参考にしながら
聴いてみたいと思います。

真由美