元旦らしいことをしませんでした。

正確には、
正月らしいことを減らしました。

お屠蘇を飲まず、
おせち料理を食べず、
初詣にも行きませんでした。

炭酸入りザクロジュースをワイングラスで飲んで、
お雑煮と、
かつお菜の炒めものと、
いつもの漬物を正月用の皿で食べました。

お雑煮には道の駅で購入した比叡山御用達ゆばを入れ、
夜には
昨年のクリスマスで食べ損ねた
鶏肉をオーブンで焼いて食べました。

ちょっとだけですが、
勉強しました。

元旦から脳が整って、
良い感じです。

以前は、
私はお祭り好きだったので
必ず初詣に行ったし、
夫はお酒を好きだったので
私も元旦にはお屠蘇で酔っぱらっていました。

新型コロナウイルスの流行で
人混みに行きたくなかったのと、
夫が3年ほど前にお酒を飲むのをやめたので、
元旦の過ごし方が変わりました。

今年はそれに、
私の左肩痛も加わりました。

次世代に日本文化を伝えたくて、
一生懸命おせち料理をつくっていた時もありましたが、
もう子どものいない人生になってしまったし、
今は食材の保存の難しかった時代とは違うので、
「おせちをつくらなくてもいいよね」
と意見が一致。

里の駅や道の駅の美味しい野菜を、
おせち料理にせずに、
お雑煮以外は、
いつもどおりの簡単な調理で食べることにしました。

「元旦が何もせずに終わってしまったな」感も
なくはないのですが、
元旦から頭を動かすのも良いものです。

「あと364日かぁ」
なんて、
今朝初めて思ったのですが、
今年は一日一日を大切に過ごせそうです。

真由美