夫～打撲の手当て～

私の希望で、
大きくて重い、
我が家のまな板。

使用後に、
まな板についている取っ手の部分を
念入りに拭いていたら、
ふとした拍子に滑って落ちました。

いつも台所仕事の時には履いているスリッパ。

なのに、
その時はたまたま履いていませんでした。

素足を直撃。

右足の、
親指より下のあたり。

思わず悲鳴、
「痛い！」

これは腫れるかなと思いました。

すると、
直後に、
休日で寝ていたはずの夫が部屋から勢いよく出てきて、
室内物干しスタンドに激突。

こちらは右手の親指のつけ根を負傷。

でも、
「どうした？」
と聴いてくれて、
自分のほうをそっちのけで
私の足の打撲の手当てをしてくれました。

湿布がなかったので、
冷たくした濡れタオルで足を冷やしてくれました。

何とも…、
筋トレの後に台所仕事をしていて、
コンロ前が暑かったのですよ。

汗がダラダラ出て、
頭がボーッとしていました。

夫は、
「指を包丁で切ったのかと思ったよ」。

スーパーマンのように危機を救いに来てくれて、
寝ぼけていたので、
目測を誤って、
室内物干しスタンドに激突してしまったとのこと。

どうもありがとう、
とても嬉しい、
でもケガしないでね、
ケガを早く治してね。

その後、
湿布を買ってきてくれて、
私の打撲の部分に貼ってくれて、
夫の打撲の部分にも貼って…。

幸い、

処置が適切で、

患部は腫れませんでした。

その湿布を貼ってくれたところを感じるたびに、
感謝が沸き上がってきた半日でした。

真由美












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