部屋の模様替えをしているところなので、
引越して来て以来、
「開かずの袋」になっていた、
もはや持ち主も何が入っているのかわからない、
布袋を開けてみました。

非常持ち出し袋でした。

ガーゼ・三角巾・綿・マスク・ブランケット・
ラップ・ビニール袋・医薬品とともに、
何故かピンホール眼鏡が入っていました。

100均のピンホール眼鏡です。

でも、
しっかりした造りで、
見ると、
何故かかけたくなります。

かけた状態で夫を見たら、
夫に笑われました。

「昔のものだね」

よく覚えているなぁ。

横浜時代に買ったものだと思うけれど。

京都に来たのが10年前だから、
少なくともそれよりも前です。

あの頃は、
この眼鏡をしているのは、
ただ苦痛だったけれど。

毎朝晩、
眼筋トレーニングをしている今は、
この眼鏡をしていると心地よいです。

遠くのものがくっきり見え、
目の奥の方がマッサージされているような。

ドライアイで日常の光を眩しく感じるのですが、
この眼鏡をしていると、
視界がやや暗く感じて目の力が抜け、
じんわり涙が出てくる感じがします。

「ピンホールメガネは、
レンズの屈折ではなく
表面に開いている小さな穴が
カメラの絞りのような動きをすることで、
ピントを合わせます。

小さな穴によって
目に入ってくる光の量が制限されることで、
水晶体を通る光の屈折率も小さくなり、
ピントが合いやすくなるためです。

遠くが見えないときに目を細めてみるのと同じ原理。

視力回復には眼筋の緊張と疲労の解消がカギ、
ピンホール原理によって
眼の筋肉の緊張をほぐして疲労を解消していきます。

目を開閉させたり
目を上下左右に動かす運動を加えることで
視力に大切な『眼筋や網様体筋の血流』を
改善することも可能です。
(JHAIさんのピンホール眼鏡の商品説明より引用)」

…だそうです。

ピンホール眼鏡をなるべくかけて過ごしてみようかな。

眼筋トレーニングもやりながら。

視力が回復するといいな。

真由美