先に夫と一緒に大原に行きました。

出発時は雨。

到着したのは雨の直後。

地面は濡れていたものの、
大気は晴れて暑くなってきました。

雨の後の気持ちの良い晴れ。

夫に、「散歩する?」と聴かれて、
「雨の後だから苔が綺麗だよ」と答えました。

里の駅大原から暫く行ったところの
洛北 蓮華寺に行ってみたかったので!

先日、ツィッターで
京都学の先生の庭園入門の記事が
まわってきて、
読んだら池泉庭園の入門編として
洛北 蓮華寺が紹介されていたので、
行ってみたかったのです。

洛北 蓮華寺は池泉鑑賞式庭園。

鑑賞式庭園好き。

建物から座って鑑賞する庭園です。

洛北 蓮華寺の場合は、
書院から正面に池泉庭園、
右側に苔庭があり、
書院に入ってすぐの位置からは
それが一息に見えます。

書院に案内の写真があり、
それと照らし合わせながら池を見ます。

池の左側奧に蓬莱山があり、
その手前に橋と亀石鶴石があり、
さらに手前の右側に船石があります。

灯籠が複数ありました。

見えにくいのですが、
蓬莱山と亀石鶴石の間に
異なる形のものが2つほど見えました。

本堂脇の通路を挟むように
同じような形のものが2つ。

この灯籠は個性的な形のもので、
蓮華寺型灯籠と言われているそうです。

撮影禁止ですが、
庭に下りて本堂まで歩けます。

本堂の近くから、
モミジの裏側に
蓬莱山に見立てた石碑や灯籠が見えます。

本堂の近くに
石の仏像が2体あります。

モミジがよく手入れされていて
池にせりだしているのに
どうやって切るのだろうと思いました。

池の手前にサツキかな、
咲いたら池が華やかに引き立つなと思いました。

洛北 蓮華寺は集まった
文化人の人たちが分担して作ったとのことです。

庭園は石川丈山氏の作とのこと。

建物は禅宗のひとつである黄檗宗の人たちがつくって、
中国の様式が入っているとのこと。

いろいろ予習して行ったし、
書院に案内の写真もあったし、
お寺の方の話も伺えたし、
濃い楽しい時間を過ごせました。

真由美