ということで、後半は月例会でのSoresiさんの講演とその気づきについて書きます。

今回この講演会は有料であるため、細かい内容のすべてを伝えるのは、少し心苦しいのでやめておきます。

ただ、最初から最後まで何度も強調されていた言葉があった。

それは、大好きで病みつきになるものを教材にしてしまうということ。

その後、1月の月例会が終わってから私にとってのその教材は何なのかをずっと考え、探していた。

そしてつい最近やっと気付くことができた。それがヨーロッパのプロサッカーの中継である。

いつも時差の関係上、日本では夜中に放送されているが、本当は実際に見たくて見たくてたまらない。
特にここ最近、日本の選手がヨーロッパで何人もプレイするようになってから余計に見たくなっている。
これを実際に見るには、どうしたらいいのか、そして現地の実況や解説者の声が聞き取れるようになりたい。

これを英語の学習に利用することが出来れば、何回見ても飽きない内容で、必死に知ろうとするので長く続けられるのではないかと気付くようになった。

また英語の学習には大きく2つの流れがあるという。

(1)英語から日本語の流れの学習
(2)日本語から英語の流れの学習  

という2つの流れである。

(1)の流れについては、DVDを見たり、洋書を読んだりと日本国内にいても無数に学習できる環境にある。

(2)の流れが問題である。英語を話したり、書いたりして自分から発信していく学習である。
こちらもSkypeを使ったオンラインレッスンを受講したり、英語の日記やブログを書いたりして英語を定着させることが出来る学習である。

(1)と(2)の学習法は、自転車で言えば前輪と後輪の関係であり、どちらが欠けても英語が使えるようにはならない。
両方の学習をバランスよく続けていく必要がある。

ただ、学習を続けて行くにあたって注意しなければならないことがある。

それは(1)の学習は、教材さえあれば自然と始めることが出来るが、(2)の学習は自分が求めなければ長続きしないということである。

特に(2)の学習で強烈に必要になってくるのが、英語を学ぶ理由を明確にしておく必要性である。
逆に言えば、この理由さえはっきりしていればそれを道標にして毎日のトレーニングも続けられるし、結果として英語が使えるようにもなり楽しくなる。
当然(1)の学習でもこの理由がはっきりしていれば、学習のモチベーションの高さが全然違うので、英語が使えるようになるスピードも早くなる。

したがって、英語学習において最も大切なことはまず英語を学ぶ理由をはっきりさせておくことと、大好きで病みつきになってしまうことで英語を学習することである。


そしてこういった学習スタイルが定着することで、将来は、Soresiさんが話された日本独自のオリジナルの「日本型の英語教育」が生まれるきっかけになるのではないか。
私たちは決して、自分たちの次の世代の子供たちが英語を使うことによる挫折感を感じさせることのないようにしなければならない。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

birdmanZのブログ-1月の月例会のテキスト
このテキストにも慣れてきて、毎回白黒印刷です。