いつもブログに起こし頂きありがとうございます。

 

今回も京都の続きです・・。

 

お客様との待ち合わせ場所に向かう途中で・・

 

甘い囁きに引き寄せられるように

ショーウィンドウの前にしゃがみこんでいると。

 

(奥に、素敵な酒器のセットがあった。 

これは良いと近づいたら、とんでもない値段だった。 危ない危ない・・)

 

可愛い酒器たちが、わたし、わたし、わたしを見てと囁いてくる。

 

しゃがみこんで、ジーっと酒器と会話をしていると

なんか危ないやつがきたかもと?中から店員が出てきて話しかけてきた。

 

“xxの作です。 良い色合いですよね。”

“お亡くなりになったんですけど・・・”

 

“えっ?! 亡くなった?” それが誰かは知らない。

でも、亡くなっているらしい、ということは判った。

もう、手に入らないかもしれない・・・

 

 

 

時間がまだちょっとあるので、お稲荷さんも回っていくことに。

祇園白河を歩くわたしの手には美術商の名前が書かれた紙袋が揺れている。

また、散財をしてしまった・・。

帰ったらどこに隠そう。 もう、クローゼットの中はいっぱいで隠せない。

 

辰巳稲荷は芸事が上達すると言われ祇園の芸舞妓さんから親しまれているところ。 最近、ジョークに切れを欠いている気がするので、お賽銭はちょっと多めに奮発しておいた。

 

 

 

夕食は祇園・八咫。

出汁巻き、つくね焼、海老とブロッコリーの味噌山葵マヨネーズ和え、野菜の天麩羅に、和牛の網焼き。 白子焼とからすみは、わたし用に頼んだ。

朴葉味噌は頼むのを忘れてしまった・・・。

 

 

美味しい冷酒がかなり進んだ頃に

切れ味鋭いジョークを試してみた。

 

・・・・・・??

 

おかしい? ここで大爆笑のはずなのに・・。

そうか南部テキサスだから?北部シカゴのジョークは判らないんだ!?

 

切れ味が悪いとは決して認めない。お寺さんを回っても、まだまだ、修行が足りないのだろうか? 

 

おかしい・・・

お賽銭も奮発したのに。 

 

 

本願寺に行けばよかった。あそこは、たしか他力本願だったような。

 

それでは、皆様どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。