始まった~((*p'∀'q))ワクワク♬

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前回までのナレーション

「そして、ついに鷲津がたどり着いた真実とは…」

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鷲津が鴨井大臣室で鴨井に詰め寄る

最初は、冷静に対応していた鴨井

でも

鷲津が息子の話をしたら急に饒舌になる鴨井

鷲津

「ようやく暴けそうだ

犯人にも、それを庇った連中にも

やったことのむくいは受けていただきます

(この時の鴨井の表情からして

とうとうこの日がやってきたか・・・と言う感じでもあり、

なにかを考えているようだった)

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事務所に戻った鷲津に

蛍原が会合の場所について話始めると

鷲津

「不参加で」

蛍原・貝沼も会合には出席しないと…と

鷲津

「仕事は山ほどある

出世なんて…俺、もう幹事長に睨まれてるから」

貝沼

「いやいや…それ余計出ないとまずいでしょ」

電話を終えた眞人

「鷲津さん、

いじめ被害者の会の方が話を聞いて欲しいそうなんですが」

鷲津

「会うよ。俺で良ければ

明日の午後なら時間作れるから」

眞人

「調整します。あと、別の陳情の申込も」

鷲津

「可能な限り会う。

俺が合えない分は全部詳細に記録しておいて。

必ず、目通すから」

蛍原

「え!?全部ですか?」

鷲津

「うん、全部。よろしくね~」

(眞人の兄の件を思い出してから、罪滅ぼしと言うか…

贖罪のつもりなのか…かなり無茶なことをしている気がする)

貝沼

「まじかよ」と

(蛍原はかなり心配している

眞人は鷲津の行動に満足しているようだ)

そして、自分のPCで鴨井について調べるが…

息子についての情報が何もないので、

熊谷記者に電話する。

熊谷も鴨井大臣のことは信用しているようだったから

鷲津の話を信じたくないようだったが、調べてみると返事する。

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加奈子は鴨井に紹介されたNPOで働いていた

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帰宅した鷲津

コートを脱いでいた加奈子

鴨井大臣を尊敬し信頼する加奈子に

鷲津は…

(ここで場面が変わっちゃったから

言ったのか言わなかったのかわからん

(。-ˇ_ˇ-。)ワナワナ)

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幹事長と鴨井が話してる

幹事長

「そろそろ決めるときじゃないのかな?

息子を取るか、女性総理の座を取るか」

鴨井が考えている

(どっちを取るんだ!鴨井

ってか、どっちを取ってもわなわなしそうなんだけど

(。-ˇ_ˇ-。)ワナワナ

その様子を面白そうに?眺めてる幹事長

(怖いあんぐり

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鷲津の自宅

加奈子に防犯カメラを見て誰かわかったのか?

と聞かれ

鷲津は

「まだ、はっきりとは…

もう少し調べてみるよ

でも大分近づいた

泰生を突き落とした犯人はもう目の前だ」

と加奈子を安心させた

(良い旦那だニコニコ

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ここでオープニング

(今日は左向いてる鷲津)

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議員会館で

鷲津と眞人

鷹野と鳥居秘書

二組が廊下で鉢合わせ

鷹野

「昨日の会合、なんで来なかったんだよ」

鷲津

「うん、ちょっとな」

眞人

「申し訳ありません。

代議士は昨日、陳情の対応で忙しかったので」

鷲津

「お!なんか急に秘書らしくなってきたな~眞人」

眞人

「決めたんで。鷲津さんに付いていくって」

鷹野

「いいねぇ~一年生議員にフレッシュな秘書

俺たちにもあったっけ?こういう時期?」

鳥居

「鷲津先生と同い年のくせに、なに爺臭いこと言ってんですか?」

鷹野

「これだもん。うちの美人秘書は~

眞人君、鷲津先生よろしく頼むね~」

眞人

「はい」

鷹野

「返事が良いよ~フレッシュ

で、その後はどうなった?幹事長とは」

鷲津

「うん…お前さ…鴨井大臣の息子って知ってる?」

鷹野

とぼける

鷲津と眞人は事務所へ

(このときの鷹野の表情からは…なにもわからない

ほんとにこの人わからんわ!(。-ˇ_ˇ-。)ワナワナ)

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(ここから鷲津の罠が始まってそう)

鴨井大臣の秘書小鳩がいるトイレの廊下で

蛍原と眞人がわざと鴨井大臣の名前を出して会話してる

鷲津が息子の居場所を突き止めたんで近いうちに会って話す

それを聞いて小鳩が動く

(たぶん)鴨井に電話をして息子に会いに行った

そこに尾行してきた蛍原と眞人

蛍原も鴨井大臣のこと信頼していたようだ

蛍原が鷲津に電話して報告

その時に、蛍原は事務所で陳情の書類に目を通しているであろう

鷲津のことを心配して話をする。

そんな蛍原に鷲津は、

「でも約束したから・・・眞人に・・・頑張るって

幹事長に睨まれて、鴨井大臣まで敵に回したら

正直、いつ失職に追い込まれてもおかしくない。

だから、議員でいる間は、

代議士の名前利用して出来ることはやっておきたい。

納得いくまでやれたら・・・伝えるよ

この前、伝えそびれちゃったから

ちゃんと伝えて眞人に謝る」

鷲津の思いを理解した蛍原

「わかりました。無理し過ぎないでくださいね」

眞人

「鷲津さん・・・なんて?」

蛍原

「頑張るって・・・あなたに約束したから

どんな陳情にも目を通すって

いつ首になるかわかんないから

今出来ることやっとくって」

それを聞いた眞人

鴨井の息子の情報を得るために

郵便受けを開けたり、アパートの裏側にあるゴミ袋を物色し

名前が文哉でファミレス「ダイナ」の制服も見つける

だが、隣人に見つかり大声で「泥棒」と叫ばれる

かろうじて逃げ切ったふたり・・・

(無茶しすぎやろ!眞人)

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次の日、鷲津に報告するふたり

鷲津は、

「ありがたいけど、危ない真似はやめてくれよ。

下手したら不法侵入で捕まるぞ」と眞人に

眞人は

「はい。」と言ったが、文哉がダイナで働いていたことがわかったから詳しく調べてみたいと申し出る。

鷲津

「法に引っかかることはもうするなよ」と

蛍原

「あたしが監視しておくんで」と

鷲津

「ありがとな、ふたりとも」

(このとき、鷲津は蛍原の方を向いていた。

いろいろ心配して応援してくれているから、ほんとに心強い味方で信頼できる人なんだろうなぁ~

こういう人がいないとやってらんないよね…きっと)

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ファミレス・ダイナで食事する蛍原と眞人

お金の心配をする眞人に蛍原は

「明日誕生日だっけ~一日早いお祝いってことで」

給料日前で奢ることにニコニコ

嬉しそうに食事をする眞人に

蛍原

「そんな嬉しい?誕生祝が生姜焼き定食で」

眞人

「嬉しいです。

誕生日を覚えてもらえてたってことが🎵」

蛍原が✉を見ていると

眞人

「蛍原さんって誕生日いつなんですか?」

蛍原

「10月25」

眞人

「だいぶ先ですね

ちなみに一緒に過ごす人とかは?

・・・もしあれだったらお返しとかは・・・」

蛍原は質問には答えず

「迷うな・・・

貝沼さんから党の広報に載せる写真だって

笑顔ときりっとした顔と

どっちも良いけど・・・やっぱきりっかな」

とまったく相手にされずに目が点になってる眞人w

(和やかな雰囲気はここまで)

店員さんが

「お待たせしました~苺のミニパフェのお客様~」

(てっきり蛍原が注文したと思ったら・・・)

眞人

「僕です」

店員さん

「白玉ぜんざいのお客様~」

蛍原

「はい。

あのう~こちらで鴨井さんて人、働いてますよね?」

店員さん

「え!?」

蛍原

「鴨井文哉さん」

店員さん

「あぁ~鴨井さん・・・

もう辞めちゃいましたよ」

蛍原

「え!?辞めた?なんで?」

店員さんが無言で蛍原と眞人を見ると

蛍原

「あたし、前ここに来た時に忘れ物をしそうになって

で、鴨井さんが親切に追いかけてきてくれたんで」

店員さん

「あぁ~優しいですもんね~あの人」

蛍原

「え?」(意外だったからつい出ちゃったね)

店員さん

「無口だけど、穏やかで良い人だったもんなぁ.。o○」

眞人

「そうなんですか?」

店員さん

「バイトが急に休んでも

いいよいいよ~ってシフト変わってくれて

ほんと・・・なんで辞めちゃったんだろう.。o○」

蛍原と眞人が無言で顔を見合わせる

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鷲津の事務所で

熊谷

「鴨井文哉が通っていた卒業アルバムを手に入れました」

鷲津

「流石・・・仕事早いですね」

熊谷

「どうも~

これが高校時代の鴨井文哉

無口で穏やか、特に目立つ子ではなかったらしい」

鷲津

「うちの人たちがバイト先で仕入れてきた情報と一致します」

熊谷

「でも・・・全然別の一面も

いつも優しく微笑んでいた鴨井文哉は

7年前卒業間際に一度だけ・・・切れて暴力沙汰を」

鷲津

「どんな?」

熊谷

「理由はわからないけれど・・・

放課後、同級生を学校の外まで追いかけて・・・

通行人に取り押さえられて、警察に突き出された」

鷲津

「切れて追いかけた・・・泰生と同じだ」

熊谷

「でも結局事件はうやむやに

しかもその時、鴨井文哉が突き出された警察

泰生君のときと同じ管轄

鴨井大臣・・・

その頃にはもう鶴巻派のホープとしてもてはやされてましたよね」

鷲津

「ええ・・・間違いないですね・・・

7年前も暴力事件を隠蔽した

だから今回も・・・泰生の事件も隠蔽できると思った」

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鴨井大臣の様子が映し出される

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眞人が鴨井文哉の家を訪れ

チャイムを鳴らすが誰も出てこない。

鷲津に電話をかけて、鷲津の名刺を入れておくと伝えて

その場を後にする。

眞人がいなくなってから名刺が吸い込まれていく

びっくりやっぱり中にいるやん!文哉)

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しばらくすると文哉が出てきた

買い物から帰ってきてるところへ

鷲津が声をかけた

「鴨井さん、鴨井文哉さんですよね!?鷲津と言います」

逃げる文哉に鷲津は話し続ける

「息子の泰生は歩道橋から突き落とされて

今も意識が戻っていません。

なぜあんなことを!

落ちたら大怪我するってこと、予想出来ましたよね!?

腹が立ったから?

バスの中で中学生に注意されてムカついた?

だから追いかけた?

殺してやろうと思った?」

文哉

「違う」

鷲津

「犯人は君だね?

事件の隠蔽を母親に頼んだ

7年前と同じように」

文哉

「違う。俺は・・・」

とそこへ

「ちょっとすみません」って自転車に乗った警官が来て

「実はこの辺で不審者の通報がありまして」と鷲津に

その隙に文哉が小鳩に引っ張られてタクシーに乗った。

追いかける鷲津を警官が引き留めて邪魔をする

タクシーにたどり着いた鷲津が文哉に

鷲津

「鴨井文哉!君の言葉が聞きたいんだよ!なぁ!」

でも逃げられてしまった

途方に暮れる鷲津

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タクシーは鴨井が待つ場所へ

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次の日、事務所で熊谷も加わって情報交換が行われた

そして、熊谷が鷲津の事件の続報として記事にした

【犯人として浮上した防止の男

事件の影には現職国会議員の関与が?】

これを見た険しい表情の幹事長

(もう鷲津を潰す方向で動くんだな・・・って思った

完全に境界線超えてるもんな・・・)

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NPOで働く加奈子

スタッフに雑誌の記事を見せられる

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帰宅した鷲津にその記事を見せて尋ねる加奈子

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鷲津事務所に事務員小鹿が講演会の人から届いた

花を持ってきて、雑誌の記事について尋ねるが

みんな知らないふりをする中、

眞人が植物について語り始める

「この葉っぱ、何枚もの別々の葉っぱに見えるんですけど

これ全体で一枚の葉っぱなんです。複葉って呼ぶんですけどね」

事務員

「え?で?え?」

貝沼

「すみません。彼、植物大好き過ぎてニヤリ

あ!オレ出てくるんで」

蛍原

「行ってらっしゃい」

貝沼、事務員を誘って

「行きましょう~」

事務員

「面白いね~彼」

貝沼

「そ~っすかぁ~小鹿さんも面白いっすよ」

事務員

「し」

(ってw眞人は固まったままやけどw)

貝沼・事務員が退室した後に

眞人が

「別々に見えててもみんな同じだったりして」

蛍原

「え?」

眞人

「鴨井大臣も幹事長や犬飼さんと一緒

政治家なんてみんな繋がった同じ一枚の葉っぱ」

そこへ鷲津が

「俺も?」と

眞人はさわやかに

「いいえ、鷲津さんは違います」

鷲津

「冗談だって」

そこへ貝沼が帰って来た

貝沼、空気を感じながら

「あぁ~ちょっと忘れ物~」と明るく

すると鷲津

「あ・・・良い機会だから貝沼君にも伝えとこうかな

実は・・・俺・・・」

貝沼、うつむいたまま

「知ってます。だいたい。」

鷲津・蛍原・眞人が同時に

「え?」

貝沼

「あ・・・虻川さんからもいろいろ聞かされたし

なんとな~く3人がやってることは・・・ハハハ~」

鷲津

「あ、ごめん。君を信用してなかった訳じゃ・・・」

貝沼

「わかってます。大丈夫です。

俺は今後も政策秘書に徹しますんで~へへへ~」

と明るく振る舞う貝沼

三人はバツが悪そう

(まぁ・・・そうだよね・・・)

そこへ一本の電話が入る

蛍原が取り、

「記事を見て電話したって」

眞人

「まさか鴨井文哉」

蛍原

「目撃者らしいです。事件の」

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早速事務所でその目撃者から話を聞く鷲津

目撃者

「なんか、中学生の子を男が追いかけて

歩道橋の上でその子の背中どんって

あたし、営業先と約束があったんで

近くにいた人に

『帽子の人が押しました』って伝えて

急いでたんでそのまま・・・

(記事が書かれた雑誌を取り出し)

これ読むまで事件のことも忘れてて・・・」

鷲津

「犯人の顔見ました?」

目撃者

「はい」

鷲津

「覚えてますか?そいつの顔」

目撃者

「元カレと良く似てたんで・・・」

蛍原と眞人が卒業アルバムを持ってきた

目撃者

「高校?もっと歳いってたから・・・どうかな・・・

あ・・・」(見つけた様子)

鷲津

「わかりました?指で指してもらって良いですか?」

(とここで目撃者が不審な動き)

目撃者

「ちょっとその前に・・・確認良いです?

これ・・・謝礼っていくらいただけます?」と

鷲津も蛍原も眞人も呆れた表情

(金目当てで来たんか?なんか怪しい・・・)

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そして場面が変わって

目撃者が鴨井大臣を呼び出した。

(まぁ・・・これは鷲津の罠だろうなぁ・・・とは思った)

鴨井が来た

「大事な話って?」

目撃者

「わたし、見ました。息子さんの顔。歩道橋で

これ、その時の落とし物(と帽子をカバンの中から取り出した)

息子さんのですよね・・・」

鴨井

「なんの話かわからないけど」と余裕の笑顔で

目撃者

「買い取ってもらえます?これ」

鴨井

「だから、なんの話か」

目撃者

「鷲津さんは警察へ届けたいって

なんかね・・・わたしの証言にもお金出せないって

言うんですよ」

鴨井

「私も、よくわからない話にお金なんて出しませんね」

目撃者

「じゃあ、警察届けます。

髪の毛とか残ってたら~

DNA鑑定で持ち主がわかるかも~って

鷲津さん言ってたけど

あたし、はっきり見たんですよ!

中学生突き落とすの

鴨井文哉って言うんですねぇ

あの男の名前」

鴨井

「いくら欲しいの?」

目撃者、笑顔で

「うーん・・・100万とか」

鴨井

「面倒だから買い取ってあげる」

目撃者

「やっぱ200万」

鴨井

「いいわ!よこしなさい、ソレ」

目撃者

「はい!」と渡しかけて渡さず

「って言いたいところですけどぉ・・・」

(ここで鷲津登場

やられた・・・って感じの鴨井)

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鷲津の事務所で片づけをしていた蛍原と眞人

鷲津と鴨井が静かに入ってくる

鷲津

「もう帰っていいよ。お疲れ」

蛍原

「お疲れさまです。行こう」と

眞人と蛍原は部屋を出ていこうとしたとき

鷲津が

「眞人、これお前の返しとくよ」と

帽子を眞人へ

黙って受け取る眞人に

「役に立ったよ」と鷲津

眞人

「はい」と鴨井の顔を険しい顔で見て

部屋を出て行った。蛍原も出て行った。

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鴨井

「息子とはずっと疎遠だから・・・

あの帽子が息子のものかどうか見当もつかなかった」

鷲津

「そんなもんでしょ・・・離れて暮らしてたら

やっぱり、あなただったんですね

泰生の事件を隠蔽させたのは」

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幹事長と密談したときの場面

幹事長

「警察から連絡があった

君の息子がまた暴力事件を起こしたようだ

逮捕したいと言ってるよ

(あんぐりな鴨井)

歩道橋から人を突き落としたらしい

監視カメラに顔がはっきり写ってたって

(ショックのあまり声が出ない鴨井)

どうするかね・・・これ

被害者は生きてる

障害程度なら

息子はもう成人もしてる

自分とは別人格だと

開き直ることも出来るよ」

鴨井

「言えません・・・そんな」

幹事長

「そんな?」

鴨井

「息子を切り捨てるようなこと

最近は自分で仕事も見つけて

真面目にやってるようなんです」

幹事長

「安心しなさい

そう言うだろうと思って

捜査にはすでにストップをかけておいた

被害者のケアを含めて

後はすべて私に任せなさい

(怖い怖い・・・

こんな弱み握られてたら絶対服従やん)

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鷲津

「答えてください、大臣」

鴨井

「息子が怪我をさせたと言う事は知ってました。

でも、相手が誰かも容体も知らなかった。

あの時までは・・・

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加奈子がネットで息子のことを話した日の場面

加奈子

「知りたいんです

なぜ息子が通いなれた歩道橋から落ちたのか

あの日、何があったのか」

それをスマホで見ていた鴨井が

初めて息子が怪我させた相手と容体を知った

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鴨井

「あの時、初めて相手があなたの息子さんで

意識も戻ってないって知ったの」

鷲津

「それでいきなりあんなことを」

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議員会館のロビーですれ違う時に

鴨井が鷲津に言ったこと

「優秀な脳外科医を知ってます

必要なら紹介します」

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鷲津

「他人の秘書なのに、随分親切な大臣もいるんだなって

すっかり騙されて感謝しちゃいました」

鴨井

「泰生君のことは本気で心配して」

鷲津

「それで妻にも近づいた

俺たちの状況を探るために」

鴨井

「違う

あたしはただ・・・申し訳なくて

贖罪のつもり・・・

ほんとにごめんなさい(と深々と頭を下げる)

息子を守りたい一心で

治療費はもちろん慰謝料も十分に支払います

だから、どうか」

鷲津

「どうか・・・事件はうやむやにしてほしい

俺・・・妻になかなか言えませんでしたよ

帽子の男の正体

でも・・・ずっと隠してるわけにいかないし・・・

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鷲津が加奈子に言った場面

加奈子

「噓でしょ!?鴨井大臣が?

なにかの間違いだよね?」

鷲津

「いや・・・泰生を突き落としたのは

あの人の息子だ」

加奈子

「全部嘘だってこと?

鴨井大臣がわたしに言ってくれたことも・・・全部?」

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鴨井

「違う!

加奈子さんのこと、ほんとに素晴らしい人だと思って・・・」

鷲津

「なんで加奈子にまで近づいたんだよ!

加奈子はあなたを心から信頼して・・・慕って・・・

鴨井大臣みたいになりたいって

贖罪?そんなの嘘だ

息子を守りたい?それも嘘

あなたが守りたいのは・・・

総理を目指す自分だけ」

鴨井

「違う!」

鷲津

「自分が一番可愛い

だから、傷一つ付けたくない!

だから、息子の罪を隠した!

結局、あなたも幹事長たちと変わらない

平気で他人を踏みつける

他人どころか自分の息子も

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鴨井が文哉と話をする場面

鴨井

「文哉」

と声をかけたが、息子は目をそらした

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鷲津

「全部自分の思い通りにしたいくせに!

何が贖罪だよ!

ふざけるな!

 

ここで鴨井の態度が変わる

鴨井

「そうね・・・あなたの言う通りだわ

(開き直ったし、表情も変わった!怖い)

傷ひとつ付けたくない!

だって・・・他に女性総理になれる人間いる?

(ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 

すべての男社会のルールで動くこの永田町で

トップに立てる女が今いる?

いいえ、いない(自問自答?)

社会から取りこぼされる女性や弱い人たちのために

政治を動かす人間がトップに立たなきゃ!」

鷲津

「弱いものを守るために、踏みつけてもしょうがない?

そんな理屈・・・」

鴨井

「狂ってるわね・・・(笑ってるし・・・ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ )

ええ・・・そう・・・でも・・・総理になるって・・・

そう言うことじゃない?

(もう恐ろしいとしか言えないんですけど・・・ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 

息子を告発したいんなら・・・どうぞ

彼ももう25・・・立派な大人・・・

わたしとは別の人格ですから。(息子も捨てた!)

こんなことぐらいで・・・あたしは潰れない!」

(この言葉、犬飼も言ってた・・・永田町ってこんな人ばっかり?)

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部屋を出た鴨井

(なんとも言えない鬼のような形相になってたな・・・恐ろしい)

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鷲津家で鷲津が加奈子に

「あれが、鴨井ゆう子って人の本性なんだ

上を目指すためなら何をしても良いと思ってる

女性支援の仕事も別の団体探した方がいいかもしれないな」

ぴんぽん~玄関のチャイムが鳴る

熊谷記者が

「帽子の男の正体は

厚生労働大臣鴨井ゆう子の息子だった」

と言う記事を出しても良いのか?確認しに来たのだ。

熊谷

「いいんですね?」

加奈子

「お願いします(と熊谷に)

仕事は続ける

鴨井大臣とは関係なく(と鷲津に)」

鷲津

「そうか・・・(加奈子の意外な返事にちょっとびっくりしてる鷲津)

お願いします(と熊谷に)」

熊谷

「わかりました」

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ところが次の日、記事を見た眞人が血相変えて

走って鷲津の事務所に。

鷲津は熊谷と電話中

熊谷

「やられました

記事差し替えられました

鶴巻幹事長が編集長・・・

いえ、もっと上の人間に手を回したみたいです

申し訳ありません」

鷲津

「わかりました」とだけ答えて呆然としている

(なんて差し替えられたんだろ・・・)

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幹事長室に呼ばれた鷲津

鷹野が廊下で待ってた

鷹野

「聞いたぞ・・・もう良いんじゃないか?」

鷲津

「良いって?」

鷹野

「鴨井大臣から慰謝料ふんだくって

泰生君の治療に専念してさ・・・

それでいいだろう?ここらへんで事おさめろよ!」

鷲津

「お前も同じか?」(そう思うよね)

鷹野

「鷲津」

鷲津

「終わらせるわけにはいかないよ」

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幹事長室

幹事長

「ああ~鷲津君!君には感謝しないとね

おかげさまで鴨井ゆう子は一皮も二皮も向けたよ

いよいよ女性総理の誕生かな?(ご機嫌やん!幹事長)」

鷲津

「そんな簡単には・・・」

幹事長

「警告は前にもしたよね?

もう・・・手加減しないよ!」

(こうなることを恐れて止めたのか?鷹野は・・・)

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がっくり肩を落として幹事長室を出た鷲津

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幹事長室では・・・

幹事長

「鷲津君はダメだね!切りますか?

隠蔽だとか騒げないように

もっと弱みを握った上で

永田町から追い出したいね

(やっと本性表したか?幹事長)

君なら出来るでしょ?鷹野君

鷲津君とは家族ぐるみで親しいそうじゃない」

鷹野

「ええ・・・まぁ」

幹事長

「うん。じゃあ頼んだよ!鷲津亨を潰せ」

ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 

鷹野

「わかりました」

(ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ やっぱり鷹野は敵やったんか?)

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おっと・・・ここで泰生が目を覚ました?びっくり

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公式さんによると次回から全面戦争勃発だそうです。

本当の「罠の戦争」が始まるそうです。

えええええええええええ

今までは助走だったんですかーーーーー!?

(。-ˇ_ˇ-。)ワナワナとヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノと

次が気になって仕方がない!

 

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今回、鷲津が罠にかけられた・・・と言うか

記事を差し替えられ、幹事長から

「もう容赦はしない」と言われ大ピンチになった

ところで終わってるけど・・・

(妄想が膨らむ~.。o○)

もしかすると・・・

幹事長が鴨井大臣に罠をかけたのでは?

なぜなら・・・

鴨井の大きな弱みを握っている幹事長のいう事を

絶対聞くことになるだろうから。

そのために、鴨井の息子も罠にかけた?

泰生の事件の目撃者は幹事長のスパイで

やたら・・・「帽子をかぶった男が突き落とした」と

強調していたこと

謝礼金を要求してきたこと

そして・・・目撃者と言いながら、

本当は突き落としたところを見ていないのでは?

そうなると・・・鴨井の息子は誰かが突き落とした後に

見に行っただけなのかも・・・

幹事長はチェスの駒のように動かしたいだけで

人を人とも思ってない。

鷹野は・・・鷲津を潰すよう幹事長から命じられる

だけど・・・鷹野の父親も幹事長の下で働いていた

どんないきさつがあるかわからないが・・・

なんかあるんじゃないか?

それを・・・鷹野は鷲津の息子の事件を調べていくうちに

何かを思い出して確信する。

表向きは、幹事長の言いなりな風を装いながらも

一発逆転を狙って幹事長を潰すつもりなのでは?