内臓肥満(要するに内臓に脂肪がたまっている)が

健康被害を引き起こす可能性があるとして、

それを日本の厚生労働省は、

健康診断で各自が注意するよう促している。


それが、「メタボ健診」というヤツだ。


常識的に考えれば、

内臓肥満がどの程度なのかは

腹囲を計っただけでは分からない。

CTでも撮らない限り分からないのだ。

それなのに、

男性は85cm以上、女性は90cm以上で

メタボだと一律的に決めつけられてしまっている。


さらに言えば、

その人の身長も考慮しなければならない。

身長155cmの人と185cmの人が

同じ基準でいいはずがない。


アメリカでは、腹囲で102cmまでが許容範囲と

されている。


元々は、「生活習慣病」を抑制する意味で

「メタボ健診」を受診させ、

その結果で、日常のライフスタイルを見直す

きっかけとなって、「生活習慣病」予備軍を

減らして、将来の医療費の高騰を

防ぐ狙いがあった。

これが「大義名分」というヤツだ。


ところが、この検査費用は

自己負担がなくても国としての実費費用が

急騰する結果を招き、

それが将来、どのくらい医療費の節約に

結びつくかは誰にも分からないのが実態だ。


日本では、

「標準」とされる検査数値が諸外国と比べて

異常なくらい厳しく設定されており、

その結果、医療費の高騰、医薬品メーカーの

収益アップに繋がっている。


他にも、

糖尿病の指標であるヘモグロビンA1cは、

国際基準値が6.5%なのに、

日本では5.2%以上だと異常とされてしまう。


6.0%だと、

日本では間違いなく薬を処方されてしまう。

製薬会社はホクホクである。


こんなアホな基準値を決めた国立大学の

研究者(御用学者)11人全員に、

製薬会社から合計約14億円もの寄付金が

贈られている!


国家と製薬会社によって、

日本人はどんどん病人にされてしまうのだ!