結婚30年目の

ダニー・デヴィート(Daniel Michael DeVito Jr.)が、

妻で女優のリー・パールマン(Rhea Perlman)と

別居したらしい。



ウルペンのドリームピラミッド-ダニー・デヴィート:1

<映画『アバター』のプレミアム試写会でのお二人。

この頃は、まだ仲が良かったみたい>



1944年11月17日生まれの現在67歳の彼が

どうしても別居せざるを得なくなったのは

いかなる理由なんだろう?


他人事とは言え、少し気になってしまう・・・。


彼はイタリア系アメリカ人で、

イタリア系の人は、ハリウッドでも

比較的身長が低い方だが

彼は、その中でもダントツで背が低い。

(日本のウィキペディアでは、156cmとなっているが

アメリカなどの公式発表では、152cmとなっている)

ダニー・デヴィートを私が初めてスクリーンで

観たのは、『カッコーの巣の上で』だった。



ウルペンのドリームピラミッド-ダニー・デヴィート:2

<映画『カッコーの巣の上で』の一場面。

椅子に座っているのが、ジャック・ニコルソンとダニー・デヴィート>



一般的には、

あのアーノルド・シュワルツェネッガーと

共演した『ツインズ』や、

『バットマン・リターンズ』での「ペンギン」役が有名だ。



ウルペンのドリームピラミッド-ダニーデヴィート:3


<映画『ツインズ』の一場面。シュワちゃんと並んで歩くデヴィート>



ウルペンのドリームピラミッド-ダニー・デヴィート:3


<映画「バットマン・リターンズ』の一場面。

キャット・ウーマン役のミシェル・ファイファーと>



アメリカン演劇アカデミーで演技を学び、

ブロードウェイなどの舞台に出演。

その頃にマイケル・ダグラスと知り合い、

ルームシェアするほどの親友となっている。


人の縁はどこで実を結ぶか分からない。

1975年にダグラスが製作、

ミロス・フォアマン監督の『カッコーの巣の上で』で

舞台で演じた役と同じマーティーニ役で

映画デビューを果たす。


俳優になる前は、

スタイリスト見習いだったらしい。


テレビシリーズの『TAXI』ではエミー賞も受賞。

また『鬼ママを殺せ』で監督デビュー。

以後も、俳優、監督、プロデューサーとして

才能を発揮している。

アメリカのアニメ『ザ・シンプソンズ』では、

ホーマー・シンプソンの生き別れた

兄役の声を務めている。

女優のリー・パールマンと1982年に結婚して

現在は3人の父親。

妻であるパールマンとは

『世にも不思議なアメージング・ストーリー』や

『マチルダ』などでも共演しているのだが、

もう共演は望めないかも・・・。


最近まで二人は、

ロサンゼルスの高級住宅地、

ビバリーヒルズに住んでいた。

この邸宅には、今誰が住んでいるんだろう?


フロリダ州には彼自身が共同経営する

レストランも持っており、映画以外のビジネスも

積極的に行っている。

ジャック・ニコルソンとは

『カッコーの巣の上で』で共演して以来の親友で、

『ホッファ』(兼監督)や『マーズ・アタック!』で

共演しており、『バットマン・リターンズ』の悪役

ペンギン役にデヴィートを推薦したのは

ニコルソンなのだ。


彼は、こんなことを言っている。


"It's fun to be on the edge.

I think you do your best work

when you take chances, when you're not safe,

when you're not in the middle of the road,

at least for me, anyway."


「エッジ(瀬戸際)に立つことはめちゃ面白い。

君が危険なときや、

道路の真ん中にいないとき(メインじゃない時=

不遇な時)にこそ、チャンスだと心得れば

とにかく、

君は最高の仕事をすると思うよ、

少なくとも私にとってはそうなんだ」


登山家やF1ドライバーや、冒険家などでなくても

仕事や人生においてエッジ(瀬戸際)と

思えるような時こそ、

逆に神経を集中させられるわけで、

ダニー・デヴィートの場合、

そうやって人生や仕事で

いい結果を残してきたのだろう。


それなのに、別居?


本当に、一体何があったの?