親友って・・・・
なんでも話せること?
誰よりも好きなこと?
誰よりもわかりあっていること?
何かあったら助けてあげたい人のこと?
今一緒に喜んだり悲しんだりできること?
昔から一緒にいる友達のこと?
嬉しいことも悲しいことも、わかちあってきた友達のこと?
一番多くの時間を過ごす(過ごしてきた)友達のこと?
いつでも会いたいこと?
この歳になって、よく考える。
「親友ってなんだろう」 「親友って誰だろう」と。
親友と友達に境界線ってあるのかな。
昔はこんなこと考えたことなかったのに、
結婚して出産してさらに考える機会が増えた。
ただ一緒に遊び、毎日のように顔を合わせ、別れてもまた電話で話し、
手紙のやり取りなんかもした。旅行にも行った。
喧嘩もしたかもしれない。
何も考えず、そばにいる。それだけで親友だったのに。
入学、卒業、就職、結婚、出産・・・・
そういう節目節目を迎えるにつれ、今までの関係も変わってくる。
学生時代親友だったとしてもお互い違う会社に行けば、
またそこで友達ができる。
結婚すれば、生活スタイルが変わる。旦那さんの転勤で、
離れ離れになることもある。
出産すれば、家族や子供を中心とした生活に変わる。
同じ時期に同じステージにいれば、
その関係はより深いにもとなることもあるだろう。
でもどちらかが独身、どちらかが既婚。
またさらに子供の有無でも、違ってくるのだ。
恋人のことでお互い悩み相談していたのが、
家庭のことになり、子供のことになり。
まだ未知のステージのことは、わかってもらえないだろうな。
もう恋愛のこと相談したって、むこうは興味ないだろうなんて、
お互い今まで遣ったことのない気を遣う。
そして今までは親友とは思っていなかった近くにいる
同じステージの人が友達、または親友にもなりえる。
その事実を知ったお互いが、また少し悲しくなる。
あんなに仲良かったのにな。私じゃないだれかが、
今親友と言われているんだろうな。と。
そして急に孤独感を感じる。心に穴があいたような。
自分にも新しい友達ができたし、今を楽しく過ごしている。
・・・ということをすっかり忘れて・・・
ふとその事実を目の当たりにしたとき、自分が必要とされていないと感じ
淋しくなったりするのだ。
そして「元気?」「どうしてる?」と、連絡を入れてみたりする。
気軽にかけていた電話も、かけることに恐怖を覚えたりする。
もしメールなら、返信を待つ時間がとても長く感じたりする。
今までと変わらない声のトーンに安心したりする。
逆に何か距離を感じれば、余計淋しくなったりする。
今までは平気だった「間」が、少し苦痛にもなる。
自分がいなくても楽しんでいることに、少し嫉妬してみたりもする。
確認しないと自信が持てないのなら、始めから親友じゃなかったのかな。
今はそうじゃないだけなのかな。
また近づけば(距離的にも、ステージ的にも、心的にも)親友に戻るのかな。
離れている間、お互いがお互いの時を刻み歩んでいる。
しかし、過去一緒に過ごした時間があるからこそ、
今の時間がある。今の自分がある。
親友を定義することなんてできないのだ。
同じ時間を過ごしたことなのか、歴史の長さなのか、
過去なのか現在なのか未来なのか。
形でもなく、時間でもなく、言葉でもない。
そして相思相愛の親友でなくてもいいと思う。一方通行の思いであっても。
ただ心の中にあるもの。それが親友だと思う。