こんにちは!
“言葉マジック”ママプロデューサーの白根です。
お母さんと『談話カフェ』で話していると、
「白根さんは、聴き上手ですよね。
本音で語りやすいです、、、
どこかで『聴き方』を学ばれたんですか?」
と質問をいただくことがあります。
人の話を“聴く”ことに関しては、
ぼくにはどうやら適正はあるみたいです^^
ただ、あることを意識して“聴く”だけで、
“聴く”力を高めていくことはできるんですね。
では、そのあることとは何か?
やみくもに
「うんうん」とうなずきながらと聞くのとは、
ちょっと違う感覚です。
以前、、、
あるお母さんと
学習塾の入塾面談をしたときに
こんなやりとりがありました。
「入塾してからのことについて
何かご質問などはありますか?」
とぼくはお母さんに聞きました。
お母さんは、
母:「いえ、いまは特に大丈夫です。
資料も送っていただいて、
ありがとうございました。
資料を読もうと思っていたんですけど、
小学生になる下の娘のことで
バタバタしていて・・・
すみません、、、」
白:「そうなんですねー。
これから小学生になる妹さんも
いらっしゃったんですね。
お母さんも準備とか、大変でしたよね、、、」
母:「そうなんですよー。
私、いまは働いてないんですけど、
娘の小学校が落ち着いたら、
働きたいとも思っていて 」
白:「そうですか ^ ^
いいですねぇ。
どんなお仕事に興味があるんですか?」
母:「じつは、ずっとやりたいことがあって、、、」
このあとしばらく
お母さんのやりたいお仕事について、
うかがいました。
ぼくはお母さんに、
はじめは入塾のことについて聞きました。
もちろん、お母さんから質問があれば、
答えていたと思います。
でも、お母さんは、
入塾するお兄ちゃんのことよりも
小学校に入る妹さんのことを
心配していたんですね。
そして、妹さんのことから、
今度は、お母さん自身のお仕事へと
会話が発展していきます。
入塾するお兄ちゃんと、
小学校に入る妹さん、
そしてお母さんのお仕事
この3つのことを同時に考えている
お母さんは本当にすごいです。
お母さんがお母さん自身のことを話しはじめる瞬間
この瞬間がぼくはとても好きです。
こどものお母さんとしてではなく、
ひとりの人として
コミュニケーションがとれるときほど
嬉しいことはありません。
お母さんが自分の話したいことを話す瞬間は
本当に魅力的でキラキラしています。
これは、お母さんが
こどもの話を“聴く”ときにも
同じことが言えるんですね。
お母さんが聞きたいことではなく、
こどもがお母さんに話したいと思っていることを“聴く”
こどもは、本当は
お母さんにたくさん話したいんです。
友達とのこと、、、
勉強のこと、、、
部活のこと、、、
家族みんなで出かけたいこと、、、
でも、話したくても、
聴いてくれる相手がいないと、
心がすっきりしません。
心がすっきりしないと、
今度は、他の人の話を聴くときに
頭に入ってこなくなってきます。
心がすっきりしないのは、
こんな会話です。
母: 「この前、テストあったんだよね?どうだった?」
子: 「・・・うん。。。あんまし、よくなかった。。。」
母: 「だから、テスト前だらだらしてないで勉強しなさい、
ってお母さん言ったじゃない。何点だったの?」
子: 「52点、、、」
母: 「何やってんの、あんたは。
そんなんじゃ、行ける高校がなくなるよ!」
これは、お母さんにお話をうかがっていると
本当によくあるパターンのようです。
逆に、こどもの心がスッキリする会話は、
こんな会話です。
子: 「・・・お母さん、あの、、、テスト返ってきた、、、」
母: 「あ、そうだったよね。どうだったの?」
子: 「・・・うん。。。あんまし、よくなかった。。。」
母: 「そっか。よくないと思ったんだね。何点だったの?」
子: 「52点、、、」
母: 「なんか、落ち込んでるね。点数、もっととりたかった?」
子: 「うん、、、勉強しなかった私が悪かったんだけど、
70点はほしかった、、、」
母: 「そうなんだね。
お母さんは、あなたならできると思うよ。
いままでもそうだったし。
次はどうやってやっていこっか?」
いかがでしょうか?
「悪いパターン」と「良いパターン」を
少し極端に書きましたが、
「悪いパターン」の会話は
本当によくあるんです。
お母さんがこどもに聞きたいことを聴くのではなく、
こどもが話したいと思っていることを聴く
これが習慣になってくると、
こどもは心にスペースができて、
また知識や経験を吸収したくなってきます。
その知識や経験こそが
本当の“勉強”につながっていきます。
お母さんがこどもに聞きたいことを聞くのではなく、
こどもが話したいと思っていることを聞く
これは、
『聴き方』の鉄則
と言えます。