今回は、
日産V36型スカイラインの
ホイールインチアップについて、
書いていきます。
長くなるため、
前編/後編と、
分けることにします。
今回は前編、
純正ホイールのサイズと
流用について。
先月、車検を受けた
愛車日産V36型スカイライン。
タイヤの残り溝が少なく、
ギリギリ車検通過。
できれば値上がり前に
タイヤ交換したいです。
★前回のブログ(車検)★

これまで履いていたホイールは、
社外の18インチ。
※詳しくは次回、後編にて。
純正と同サイズ、
法規的には問題ありません。
が、しかし…
ホイールが内側に入っており、
若干物足りなさを感じていまして。
そこで、タイヤ交換ついでに、
ホイールも交換しようと考えました。
自社または他社の純正パーツを
そのまま取り付けたり、
加工して取り付けたりすることが
人気のようです。
私も流行に乗りたく、
同年代のスカイラインクーペや
フェアレディZの純正ホイールを
ネットで検索してみたところ、
すぐにフェアレディZの純正を
中古販売店で見つけました。
勿論P.C.D.※も同じ114.3。
立体的でカッコイイ!
けれども、
問題はリヤホイールのサイズ。
リム幅※9J/インセット+15…
15?!こんなに深いの?!
★リム幅/Jとは★
リム幅:ホイールの横幅。
J:ホイールとタイヤの結合部分の形状を、フランジ形状といいます。Jはフランジ形状の表記。
★インセットとは★
ホイールの中心から取り付け面までの
距離を表す数値で、
以前はオフセットと呼ばれていました。
インセット数値が大きいほど
タイヤとホイールがフェンダーの内側に入ります。
インセット数値が大き過ぎると、
タイヤやホイールがインナーフェンダーや足周りと
干渉してしまうことがあります。
反対にインセット数値が少ないと、
タイヤとホイールがフェンダーの外側に出るため、
車の四隅にホイールが近付き、
見栄えが良く直進安定性も増しますが、
フェンダーの外側と干渉したり、
フェンダーの外にハミ出してしまう
可能性があります。
★P.C.D.とは★
ホイールを固定するボルトの穴の中心を結んだ円の直径
(ナット座ピッチ直径)を
P.C.D.(Pitch Circle Diameter)といいます。
数値はミリです。
国産車はボルト4本止めが100mm、
5本止めは114.3mmが多いです。
レクサスとBMWの一部は120mm、
メルセデス・ベンツ/VW/アウディは112mm。
流石に9J/インセット+15だと、
V36スカイラインのチョロQに
なってしまいます(笑)。
断念。
そもそも私、
純正の車高のままで
どのくらいまで大径&幅広な
ホイールを履くことができるのか、
イマイチ知りませんでした汗。
いけません。
何よりも先に調べなくては(反省)。
ということで、
V36セダンとクーペ(CKV36)の
純正タイヤ/ホイールサイズを
調べた結果がコチラです。
★タイヤ/ホイールサイズ★
①(V36)GT/GT-TypeP
タイヤ
フロント/リヤ225/55R17
ホイール
フロント/リヤ7.5J/インセット+45
②(V36)GT-TypeS/SP/(CKV36)GT/GT-TypeP
タイヤ
フロント225/50R18/リヤ245/45R18
ホイール
(V36)
フロント7.5J/インセット+45
リヤ8.5J/インセット+50
(CKV36)
フロント/リヤ8J/インセット+43
③(CKV36)TypeS/SP
タイヤ
フロント225/45R19/リヤ245/40R19
ホイール
フロント8J/インセット+43
リヤ8.5J/インセット+45
★V36純正17インチ★

Y50/51フーガ、
V37スカイラインのサイズも調べてみると、
Y50:外径同じ/インセット若干異なる
Y51:外径異なる/インセット同じ
CKV36/V37:外径/インセット同じ
ことがわかりました。
純正流用、
Z33/34は厳しいとして、
CKV36、Y50またはV37が
現実的な選択肢です。
これらに狙いを定めて
ネット検索開始。
しかし、
ここでまたまた面倒なことが…。
上記の日産純正ホイール、
専用のホイールナットしか
使えませんでした…。
このホイールナット、
困ったことに社外品が無く、
純正パーツのみ。
しかも一台ぶんで
新品¥15000以上します(驚)
私、以前純正のナット
持っていたんですけどね、、、
売っちゃったのです(苦笑)。
使い古したナットなのに
値が付くなんてって思っていたら、
こういうことだったのですね。
純正、諦めました(笑)。
※後編に続く