国土交通省 応急仮設住宅関連情報サイトを見ると、


7月29日現在で、
応急仮設住宅地の必要戸数は52、814戸であるのに対し、着工予定及び着工済みの合計は878地区で50,617戸


応急仮設住宅地は、なんと、900弱もある。


県別の必要戸数は、


岩手県:13、983

宮城県:22、516

福島県:16,000

茨城県:10

千葉県:230

栃木県:20

長野県:55

合計 52814


これは所帯数で、住民数は2-3倍ということか?


これらの応急仮設住宅地の分布はというと、


宮城県では、下記にてGoogleマップで示している。(国土交通省では、宮城県は4つの地図に分けてしまっているのに気がついていないようで、最初のマップにリンクしたまま。)


宮城県土木部住宅課 Home Page
東日本大震災関連情報
●応急仮設住宅の建設状況(第15次着工分)7/20現在(PDFファイル)
   第1次~第15次の累計データはこちら(PDFファイル)
    ★建設位置(東松島市・女川町・南三陸町・大郷町・美里町)はこちら をご覧下さい(Googleマップ)
   ★建設位置(石巻市)はこちら をご覧ください
    ★建設位置(気仙沼市)はこちら をご覧ください
    ★建設位置(仙台市・塩竃市・名取市・多賀城市・岩沼市・亘理町・山元町・七ヶ浜町)
      はこちら をご覧下さい(Googleマップ)

さて、それらの地図を上から順に切り出して貼って見た。


東松島市・女川町・南三陸町・大郷町・美里町
ジョー爺 世界ほっつき歩き!
*南三陸町(青色)、女川町(空色)


南三陸町の歌津近辺のみだと、これ。
ジョー爺 世界ほっつき歩き!

石巻市
ジョー爺 世界ほっつき歩き!

*女川町を取り囲んでいる


気仙沼市
ジョー爺 世界ほっつき歩き!

仙台市・塩竃市・名取市・多賀城市・岩沼市・亘理町・山元町・七ヶ浜町
ジョー爺 世界ほっつき歩き!


岩手県では、


ジョー爺 世界ほっつき歩き!


福島県では、このような地図がない。 何故だろう??


福島県土木建築総室 応急仮設住宅 2011/6/10現在

を見てみると、原発避難区域にある町及び村が、区域外に広く疎開していて、地図にまとめきれないからだろうか。又、良く見ると、入居が未定なのが多い。 何が起きているのだろうか?


さて、このように分散した仮設住宅の人々の生活を、誰がどのように支援できるのだろうか?


全てとは言わぬけれど、


家、車、家財道具の一切を失い、

職がなく、

公共料金を払えない(だからエアコンも使わない)、

水道は飲み水として使えない、

自治体形成には時間がかかり、孤立した人がいる