イギリスの作家であり、翻訳家であり、エッセイストである、ティム パークスの自伝的小説。
去年イギリスに行く前に、イタリアに行くかイギリスに行くか決まっていなかったので、幾つかのブックオフの1つで見つけた本。 定価は1600円だが、1993年発行でもあり、購入価格はこれも105円。
去年6月に途中まで読んで、結局イギリスに行くことになったので、棚に置いていたのを、ようやく全432ページの残り半分弱を昨日・今日で斜め読みもしながら読み終えた。
結論、、、私はこの本を好きになった。
とは言え、この本の内容をかいつまみ、私がどの辺を好きかは、技量もないし時間もないので、ネットでうまく書いている方いないかと探したら、ありました。
http://sugar1s.seesaa.net/article/159349245.html このように書けるかた、尊敬します。
ただ、この方も書かれているように、日本ではおそらく読まないだろうなとも思います。
じゃー、何故読んで、それも好きになったんだ、と突っ込まれますが、そのヒントは、イギリス出身でイギリスで最高学府を修めたティムパークスが、イタリアの隣人を結局愛し、イギリスにもどっていない、そのイタリアの地方の人々の魅力が語られているかも知れません。
<アマゾン情報>
日本:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4418945083/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392
愛すべき北イタリアの隣人たち [単行本]
ティム パークス (著)
(著), Tim Parks (原著), 月村 澄枝 (翻訳)
単行本: 432ページ 出版社: 世界文化社 (1994/09)
価格:中古品18点¥ 1より (新本はなし、正規販売もありません)
書評:なし
英国(UK)
http://www.amazon.co.uk/Italian-Neighbours-Englishman-Tim-Parks/dp/0099286955
原題:Italian Neighbours: An Englishman in Verona
価格:16 new from £3.59 41 used from £0.01 1 collectible from £0.01(新本ありますね!)
書評:英語圏(UK?)ではとても高い評価です。
さて、ティム・パークスは、日本では余り知られていないようですが、英語圏(特にイギリス?)では、それなりに着目されているようです。
<著者に関しての情報>
Wiki:http://en.wikipedia.org/wiki/Tim_Parks
公式ホームページ:http://www.timparks.com/
さて、また時間があったら、読み返してみたいので、ここに登場する地名、人物名などメモをしておこう。(備忘録)
地名
ベネト州、ベローナ、モンテッキオ
登場人物
本人とリタ(奥さん)
ジャンパオロ・ヴィゼンティーとオリエッタ・ヴィンゼンティー(奥さん)
ルチーラ
ヴィットリーナ
ロレンツォ
マリーニおじさん
ロッコ・ネグレッティとその犬ベガ
マリア・クラツィア(サニタリア女主人)
その他
ヴァリド:まずまず
ディスクレト:なかなか
レラティヴォ:そこそこ