この日は美術館巡りがメインの一日だった。
お腹が減って来たので、カフェでホットチョコレートとサンドイッチをテイクアウトした。
私、日本ではテイクアウトして公園とかで食事をする事ってあまりないのだけど海外(欧米)に行った時にはそうする事が多い。
ナショナル・ギャラリーのトラファルガー広場側の階段は多くの人の憩いの場所となっていて、この日も沢山の人達が階段に座ってのんびりとしていました。
ここで驚いたことがありました。
私はこの日のファッション、ボトムスはレギンスに膝丈上のスカートを合わせていました。
階段に座るとスカートの短さから中が見えてしまうのですが、薄手のズボンにスカートを履いているようなものだし、パンツが見えるわけではないし、日本ではあまり見かけないのだけどこちらではレギンスだけしか履いていなくてお尻の形くっきりな女性もけっこういるし、と気にせずに座って食べていたら
なんと変な白人男性が私の股間辺りを一眼レフカメラで撮影したのです!!
私が気付いたので、ヤバイと思ったのかカメラをさっと下におろしました。
キモイというよりも、見た目も動きも変態さに満ち溢れていてウケルって感情の方が大きかった。
髪型は分かりやすい全ヅラだし、ヨレヨレなスーツ上下を着用していて、動きはミスタービーンのようで…
ヨーロッパにもこんなムッツリ陰湿な事する変態男いるんだなと思ったのだけど、多分イギリス人の変態の種類は日本人と似ているのではないかと思う。
イギリス人って日本人と性格がわりと似ているとロンドンに住んでいるイギリス人が言っていたましたが、私も実際そう思います。
この後ナショナル・ギャラリーに入ったのだけどここでも驚く出来事があった。
なんと!5か月前に仕事の出張で1か月だけ日本に住んでたイギリス人の男性と偶然会ったのです。
目線を感じたので振り返るとそのイギリス人男性がヘイ!みたいな表情をしてこっちを見ていた。
こんな偶然あるのだろうかと驚きながら私はゆっくり目をそらし、別のフロアへと移動した。
この男性とは友達でもないし、一日だけ一緒にいただけの人だし
性格がとても悪くプライドも高いので苦手だった。
偶然に会いたいなと思っている人は他にいたのに、、、なんでコイツかよ?って思ったけど。
生きていると世界は狭いなと思う出来事が度々起こりますよね。
その後近くのICAギャラリーへと向かいました。
こちらはのバーにはデザイナーの卵たちが集まるらしくお洒落な人たちが沢山いるのかと思いましたが
日中だったし、人も少なく展示作品についても特に印象的なものがなかったのか、ほとんどと言っていいほど覚えていない。
その後、Bank Of Englandの建物を設計した事で知られる建築家、サー・ジョーン・ソーンのこコレクションが展示されている
ジョンソーンズ博物館へ行きました。
この博物館は建物が古くて狭い為、入場制限があります。
しかも携帯かカメラだったか忘れましたが、手に持って入場してたら係員にバッグの中にしまってくれと言われました。
確か携帯、カメラ使用禁止だった気がします。
この博物館も特に何か印象に残っているかと言えばほとんどないけど、建物が古くて狭いので独特な雰囲気があったのだけ覚えています。
そして次に向かった場所は古今東西の文化遺産を集めたミュージーアムとして世界一の規模を誇る、大英博物館
ロンドンに訪れたら絶対に外せない博物館でしょう。中学生の時の英語の教科書にもでてきました。
ロゼッタストーンが展示されている博物館です。
ロンドンの美術館や博物館はほとんど無料で入れるので羨ましいですよね。
日本では有料なのが当たり前なので
イギリス入国の前に行った、パリやブルージュの街並みがあまりにも感動的だったからなのかロンドンは最初っから何だかワクワク感はなかったのだけど、広くて綺麗な公園や無料の美術館がある点は素晴らしいなと思いました。
ロンドンの中心にあるピカデリーサーカスにあるエロスの像。
現在のロンドンはロックダウン中なので、こんな人の多さは幻だったのかというくらい人が外に出ていないようですが。
夜のハロッズ。
歩きすぎてクタクタだったので中には入りませんでした。
この時リリー・アレンの『LDN』を聞きながら帰ってたのだけど、その土地で生まれた(その国のアーティストが作ったとも言えるかな)た音楽ってその土地にとても合ってるんですよね。
どこの国もそうなのですが、こんな事思うの私だけでしょうか?
つづく