ピアノの先生が好きな曲ばかり練習してほしくない理由
台東区の生音にこだわるリトミック教室DreamingBabyのちひろ先生です。
ピアノの生徒さんは幼児〜大人までいらっしゃいます。
特に小さい頃は、私がピアノの練習する曲を与えています。
だんだんと慣れてくると「先生、あの曲が弾きたいです」と言ってくださる生徒さんたちがいます。
とっても嬉しいことだなと思うのですが、場合によっては反対させてもらっています。
好きな曲を練習する上で心配に思う点。
１、曲を知りすぎていて耳で聞き取って弾こうとする→楽譜が読めないまま弾かせることになる
２、テクニック的に難しい点がある→弾けないところはそのままひどい状態で目をつぶることになるOR簡単なアレンジで妥協して演奏することになる
小さい頃に、ママが栄養素にこだわって食事を与えたりすることと似ていると思います。
好きなものだけ食べていいよというと、子供は偏った食生活になるでしょう。
バランスよく食事が取れている子は、丈夫な体を手に入れていきます。
ということで、私がみんなに弾きたい曲ばかり与えないのは親心・・・
と理解してほしいな〜 笑
得意ではないようなタイプの曲を練習したり、楽しいなと思えない曲も練習することで、より得意な曲に磨きがかかって、音楽の中身は深くなっていきますよ。
ピアノの先生が好きな曲ばかり練習してほしくない理由
好きな曲だけだと偏りがでます。そして、音楽的な成長のためにもよくないからです。
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