老化は病気
歳をとれば老化すると
当然のように考えられている。
一般に
生物学的に、
身体の機能低下を老化というが、
誰しも年は取るが、
機能低下には個人差が多いにある。
確かに、歳をとれば
いろんなところにガタが来て、
体力も落ちてくる。
そして、
病気しがちになる。
それは、
長く生きれば。
ストレスも多く、
心身をそれだけ酷使しているからであり、
チャンとした生活習慣を保ち、
正しいメンテをやれば
ほとんど病気にもかからず、
体力も長く持つものである。
機械設備や建物に耐用年数というものがあるように、
人間にもあるとするなら
平均寿命がそれにあたるだろう。
それも、年々伸びている。
ただ、
健康寿命というものがそれに追いつかないのが現状だ。
老化は、
生理現象や自然現象ではなく、
病気の一つであるという見方がある。
だから、
治せるし、
かからないようにも出来る。
病は気から、と言われるように
老化も気から、と言えるのだ。
そういう観点に立てば、
病気にかからない様に心身の増進を計る予防医学というものがあるが、
病気にかかりにくい生き方、
病気しない生きを計る
「予防老化」というものがあってもしかるべきではないだろうか。
老化を、病気の一種とみれば、
年を取ることは
必ずしも老化を意味しないことになる。
時間は否応なく過ぎていくので、
年を取ることは避けられないが、
だからといって
歳とともに衰えると決めつける必要はないのである。
もし、
歳をとれば衰える、と思うのは
まったくのパラノイア(思い込み、偏見)に過ぎない。
100歳まで生きるのが当たり前になりつつある。
だが、
100歳まで元気に生きるには
まだまだ努力が必要である。
『アクティブシニア コミュニティ』の代表として
100歳まで(あるいはそれ以上に)元気に生き、
「フローライフ」を実現すべく
自分を使った人体実験をしている。
【追記】
もう年だから、
この年になって、
などとは
間違っても言ってはいけない。
自らを老けさせる必要は
どこにもないのだから。