日経平均前引け:鉄鋼、海運、証券、機械セクターが下げ主導 | 生方茂樹 グローバルアセットパートナーズ 日記

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 前引けの日経平均株価は110.6円安の11141.3円、TOPIXは8.04ポイント安の986.74ポイントで終了。東証一部の値上がり銘柄数は381、値下がり銘柄数は1148、出来高は概算で12億2117万株、売買代金は概算で6963億円でした。

 NY株式市場ではダウが上昇、終値で11000ドルを回復。しかし中国人民元切り上げ懸念でドル安、円高の可能性が高まり、米国市場は決算シーズン入りで、海外投資家からの買いフローが減少するのではないかと見られています。

 ドル円為替相場が93円台後半にあることからも、輸出関連が軟調で、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、ソニー <6758> が売られる反面、いすゞ自動車 <7202> は野村證券がレーティングを格上げしたことで急騰しました。

 物色は低位株へ向かっており、東証一部値上がり率ランキング上位では、東海染工 <3577> が値上がり率トップ、愛知時計 <7723> 、川島織物セルコン <3009> 、石川製作所 <6208> などがランキングに入っています。ただ、市場関係者の一部からは、材料が明確でない急騰した低位株は下落しており、日替わりで銘柄物色が循環しているとの意見も出ていました。(編集担当:佐藤弘)



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