銘柄パトロール(2):パイオニア、JVCKWHD、クラリオンクなど | 生方茂樹 グローバルアセットパートナーズ 日記

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 パイオニア <6773> 364 -4
 4日ぶりに反落。野村證券は、同社のレーティング「2」、目標株価346円とした。資本増強が無事完了して構造改革もほぼ終了、今後の黒字化への道筋がみえたので再び目標株価を付与してカバレッジを再開するという。

 JVCKWHD <6632> 58 +11
 大幅に4日続伸。野村證券は、同社のレーティングを従来の「2」から「1」へ、目標株価は45円を60円へ、それぞれ引き上げた。銀行団のサポートが継続する可能性が高く、カーエレ業界の浮上で11年3月期は最終損益が損益均衡に近づく可能性がみえてきたそうだ。なお、ソフトバンク <9984> のビクターへの出資報道も材料視された。その後、会社側が一部否定のコメントを発表した。

 クラリオン <6796> 211 -21
 大幅反落。野村證券は、同社のレーティングを「3」、目標株価を150円で、カバレッジを再開。ファンダメンタル面では堅調な動きをみせているが、株価の上昇が急ピッチ過ぎたため、レーティングは「3」としたそうだ。

 ブイ・テクノロジー <7717> 574000 -3000
 5日ぶりに反落。岡三証券は、同社の露光装置の液晶パネル業界への貢献と、同装置の採算性の高さなどによる成長性を評価し、11年3月期予想PERで25倍の85万円を目標株価とし、レーティングは従来の「中立」から「強気」に引き上げ。

 マルカキカイ <7594> 725 +100
 大幅に4日続伸。5日、10年11月期通期連結業績予想の上方修正を発表。営業利益2億5000万円(前回予想比108.3%増)。

 NKSJHD <8630> 701 +6
 反発。みずほ証券は、同社の投資判断は「アウトパフォーム」、目標株価は800円とした。メガ損保誕生や大手生保の上場は日本の保険セクターのグローバル化の始まりといえ、保険セクターをグローバル比較する土台が整いつつあるとみずほ証券では考えるという。

 アオイ電子 <6832> 1523 -74
 続落。みずほ証券は、同社の投資判断「アウトパフォーム」、目標株価2100円を継続。取材を踏発光ダイオード(LED)、光ピックアップ関連の受注が堅調に推移しているそうだ。業績は09年3月期をボトムにV字回復に向かうという見方を継続するとも。

 JR東海 <9022> 728000 +17000
 堅調。UBS証券は、同社の投資判断「Neutral」を継続し、目標株価は従来の65万円を72万円に引き上げ。東海道新幹線の旅客需要には、2月以降ようやく底入れ感が出てきたという。

 JR東日本 <9020> 6630 +170
 堅調。UBS証券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価は従来の7200円を7700円に引き上げ。ビジネス出張需要の比率が低く、前年の新型インフルエンザによる影響が軽微だったため、今後も収入の回復力は緩やかとみられるそうだ。

 椿本チエイン <6371> 458 -1
 反落。UBS証券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価は従来の500円を540円に引き上げ。10年3月期連結業績は、会社計画(売上高1100億円、営業利益35億円)に対し、UBSは営業利益40億円と推測するという。11年3月期は75億円(UBS予想比88%増)を予想するそうだ。(編集担当:佐藤弘)



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