昨日のブログでは消えゆく街の書店について書きましたが、今日バイトへ行く途中で図書館に行ったら、私が高校生のときからあるレストランが閉店していました。今年が開店50年とのことで、20代後半に始めたオーナーも流石に限界だったようです。



あの頃そういえば「失恋レストラン」なんて曲がヒットしましたっけ。その少し先の唐揚げ専門店にはこんな貼り紙が。街は寂しくなる一方です。



街の本屋は最近は滅多に入りませんが、例外的にこの店は時々銭湯に行った帰りに寄ってます。22時までやっていて、良い店なのに、ついに閉店。時代の流れとはいえ、やはり寂しいです。



高市、石破、小泉の3人の中から石破が選ばれたというのは、自民党が「保守」政党だということであり、ひとまず安心しました。一時的な株安など気にせず、彼には信念を貫いてもらいたいと思います。



咳の症状はあまり変わらず、声帯をやられて完全に声変わりしてしまいました。マイコプラズマによる気管支炎だと、咳だけが3~4週間続くとのこと。今回の風邪?は長期戦になりそうです。


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情報化時代とは、情報の動きが物理学的な動きより速くなり、社会のあらゆる側面が情報によって大きく影響を受けるようになった時代を指します。


Wikipediaによれば、それは情報というものが希少資源だった時代のことであり、おおむね1970年代から90年代初頭まで続いたものの、情報が無限にあるインターネットの時代となって、知識経済の時代となり、今は無形資産経済の時代なのだとか。


ただ、情報化の哲学的な考察はどの程度なされたのでしょう。全てが「情報化」されてしまったことに対する考察はされなければなりません。




今日は泊まり勤務。4日前のブログに風邪っぽいようなことを書きましたが、出社時の検温で36.5℃。35℃台前半が平熱の私にとっては、立派な微熱です。咳の症状も出て来てました。4日前から飲んでいるパブロンが効いている感じがしません。


しかも事務所では、二名の同僚が激しく咳き込んでいます。同僚は病院へ行ったそうですが、熱がないので、コロナの検査はしなかったとのこと。はたして、どうなるのでしょう。


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初回は観ましたが、2話を録画し忘れて離脱した「silent」チームのドラマ。本日は最終回ということで、一応観ました。


「silent」は決して静かなドラマではありませんでしたが、前作の「いちばんすきな花」(これも初回と最終回のみ視聴)と今回の「海のはじまり」は静かなドラマという感じでした。ラストが次の言葉でしめくくられるように。


いつかいなくなっても

一緒にいたことが

幸せだったと思えるように


次は「silent」の続編に是非挑戦してもらいたいですね。





昨日のブログで久々にハイデガーに触れたあと、少し考えたら、突如『存在と時間』を理解した気がしました。


存在と時間とは、存在と認識のこと。つまり、存在するとは、今、ここの瞬間にあるということであり、過去にあったり、未来にあるのは、存在ではなく認識。


このことの重要性を理解するには、存在を幸福に当てはめれば良い。


40年以上前に読んだ本を再読。作者は詩人だけに、文章が良い。たとえば、愛猫ジジについてのこの部分。


きわめて感受性が強く、そして気の強さがキラキラとまるでアルミ箔のように身体いっぱいに反射しているジジは、日一日と、じぶんが無知であることをゆるせない、それゆえにまた見知らぬ出来事に直面してもそこから退くことをけっして肯じえない昂然たる無分別ざかりのただなかへ、とびこんでゆきました。


この小説で作者が言いたかったことは、次の部分だと,私は思います。


実際、ねこがいなくなるたびに、ぼくたちをいちばんさきに生なましい力で襲ったのは、ねこがいなくなったということにたいする悲しさや怒りというよりは、むしろ「やっぱりいなくなってしまった」ともいうべき、いわば実現した不安の淋しい確認だったといったほうが、より正確なような気がするのです。

つまり、ねこをながく飼ってきたひとはこころのどこかでいつもねこがいなくなる日のことを覚悟しているのであり、そして、そうした覚悟をあらかじめじぶんで先どりして、いま・ここにいるねこをかわいがることのうちにいっそう混ぜあわせることに熱中するのだ、そんな気がたまらなくするのです。

それは、裏かえしていえば、あるいはこういえたのかもしれません。飼っていたねこの死や失踪に耐えられないくらいなら、はじめからそのひとはねこを飼うことなんかできないんだ、と。

そうです、そうしたことは、ぼくたちもまた、とうに、じゅうぶんすぎるほどじゅうぶんに承知していたはずのことでした。


これは、人が誰かとともに生きること、愛し合うことを言っているのでしょう。ハイデッカーの、死を先駆した「現存在」という概念が思い出されます。また、Amazonレビューに悪い評価が多いことに時代を感じました。



昨日届いたパソコンは衝動買いでしたが、今日届いたこれは、メルカリで3千円を切ったら購入することにしていた計画購入です。『平成細雪』。名作は、やはり手元に持っておきたいので。


3日連続でバイトでしたが、夜になって風邪の症状が出てきました。明日は泊まり勤務なので、パブロン飲んで早めに寝ます。