ドリフラのブログ

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12月19日
大切な人が去っていった

二年前

今年は三回忌

あの子は美しくて
さっぱりとした性格。でも思いやりにあふれていた
涙もろかったりもした
強かった
普段強がっている私なんかよりずっと。

12月12日夕方飛び込んできた訃報
あの子が車で事故に遭ったって
救急車で運ばれて意識がないって

動揺したけど、内心大丈夫だって思ってた。なんてことないって。
だって病院にいるし
今までも事故に遭った知り合いとかいたけど、ちゃんと回復してピンピンしてる

ちょっと入院して、すぐに「大変だったね」なんて笑い合うんだって思ってたのに

その日の夜中に「今夜が峠だ」って云われた
なにドラマみたいなこと言ってるんだろう
なんか皆何を言ってるかわからない

すぐに駆けつけることが出来なくて
もどかしくて眠らないまま次の日やっと病院に行った
あの子は峠を越えて頑張ってくれていた

病院のベットの上で沢山管をつけてわけのわからない機械と繋がれて
私が行っても何も話してくれない
話しかけても応えてくれない
触れても強くつねってみても
無反応
私は何も言えずにただ見つめて泣いているしかなかった
あんなに泣いてるのに前みたいにティッシュを差し出して涙を拭ってくれない
長くて綺麗な指で背中をさすってくれない

峠は越えたけどもうもたない

先生が、まわりの皆がそう言った
回復に向かうとそれでも信じた
あんなにお願いをしたのは産まれて初めてだったかもしれない

次に会いに行ったときにはあの子の大好物を作って行った

食べれないよ
でも、本当に大好きだったから、匂いがしたら起きてくれるかもしれないと思った

それでもまだ、起きてくれなかった

事故からちょうど1週間
12月19日
私は終電ギリギリまで病院にいて「またくるからね。もうすぐクリスマスなんだから、早く起きなきゃいけないよ」
って言って病室を後にした

帰りのJRのなかで「今、息をひきとった

って聞いた。

昔、死にたくなった私をひきとめてくれたあの子は私よりも先に
のぞんでないのに
死んでしまった
殺されてしまった
加害者の運転手は軽傷

生きているってこんなに大事なことだった
なにも身をもってまで教えてくれなくてよかったのに

大丈夫。
もう私は死にたいなんて願わないからね

でもいつか必ずそっちに行くときはくるから、ちょっと長くなるかも知れないけど待っててね。



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