ジュニアの指導をするにあたって、目標にしている人のブログを紹介します
檜垣裕志さんのブログより
「子供達を指導するにあたって、ただ技術が上手くなればいいと思っていない。
サッカースクールは、チームじゃないから、人間関係など学べないと思ってる人がいるかもしれないけど、そんなことは絶対にない。
チーム、チームとみんな言うけど、そもそもチームって何かってこと。
サッカースクールだって一つのチームだし、練習の中でやるゲームもまたチームである。
チームとは、それぞれの個性を尊重(リスペクト)してこそ成り立つもの。
チームという言葉だけに囚われるあまり、本当に大切な一人一人の個性を尊重出来なければ、それは見せ掛けのチームでしかないし、人として大切なことも学べない。
レギュラーだとかレギュラーじゃないとか、大会に勝ったとか、トレセンだとか、つまらない目先に囚われては大切な時期に一番必要なことも学べない。
子供達の間での比較や争い、見過ごされているイジメなど、指導者のくだらないチーム作りのために犠牲になるのは子供達一人一人だからね。
しっかり学ぶべきことを学んだ上でそれぞれのステージがあるべきなのに、大人のエゴによって作られたステージでは、大切なことからブレることはたくさんある。
先日、二人一組でのトラップ&キックで各自10本ずつ正確に胸トラップ出来たら、休憩に入るというルールで練習をした。
その時、自分だけ10本トラップを終え、相手選手はミスも多くまだ終わっていなかったにもかかわらず、自分の都合で勝手に終わらせた選手がいた。
自分が終わったからといって、相手はまだ練習を続けようとしたにもかかわらず、自分中心の考えで練習を途中で止めた行為に、当然、僕は怒った。
二人一組であれ、ゲームでのチーム分けであれ、味方が上手いと下手とか、自分のチームが強いとか弱いとか、周りは一切関係ないと指導している。
どんな状況であれ、自分がベストを尽くすことが一番大事で、そこに集中しなければいけない。
周りのせいや人のせいは一切ないから。自分自身がしっかりプレーし、全力を尽くすことが出来ない選手は成長しない。
さきほどのトラップ&キックでも、自分がノルマを終わらせ、相手がミスが多かったとしたら、パーフェクトのキックで相手にパスすることに集中しなければいけない。
自分の技術もままならないくせに、相手のせいにしてしまうそんな心では、決して成長はない。
以前、あるチームの試合を見たとき、チームメイト同士で人のせいにし合う見苦しい言い争いがあった。
指導者は、それを注意するでもなく放置していた。
チーム内のくだらない上下関係、くだらない比較など、それぞれを尊重出来ない環境を指導者が作っていて、そんなものはチームとは呼べない。
それぞれのレベルや成長に応じてクラス分けはあるけど、どのクラスであっても一人一人が成長することを第一の目的としている。
どのクラスであっても、一人一人の成長が第一の指導方針にブレはないし、比較もない。一人一人を見極め、それぞれの成長過程において、クラス設定をして指導している。
このクラスだと上手くなれないと言うことがあれば、それは絶対に間違いで、むしろ、そんな心は正していかなければいけない。
どのクラスであっても必ず上手くなれるし、成長できる。
ここの卒業生で某Jリーグのユースに所属している選手がいるのだけど、彼はどのクラスであっても、どんなチームメイトであっても、自分がベストを尽くすことだけに集中して練習していた。
彼だけじゃなく成長する子は、成長するだけの心が備わっている。
指導者がそういったことが大切だとわからなければ、一人一人の成長のサポートはできない。
「人間的成長なくして技術の進歩なし」
前楽天イーグルスの野村克也監督の言葉である。
指導者がこの意味をわからなければ、正しい指導なんてできない。」
指導者として本当に参考になります
子供が成長することが本当にうれしいです。
最近のゲームは以前とは比べものにならないほどスムーズにゲームが展開します。 個人の技術が上がった証拠だと思っています。
もっともっとサッカーを好きになってもらいたいです