読書感想文。 | 晴好雨奇 〜 でこぼこした素晴らしい日々 〜

晴好雨奇 〜 でこぼこした素晴らしい日々 〜

晴れでも雨でも素晴らしい景色が目の前に広がっている。

かるろす&み〜さんの日々を綴った。

2021年に


本屋大賞にノミネートされた


「自転しながら公転する」 





読んでみたいな~って思ってて


ようやく叶いました。



で、感想なんですけど


読み終わった後


号泣しました。


すっごく感動しました。



ここからは


ネタバレしちゃうので


これから読むよ~!って人は


ご遠慮下さいませ。(。-人-。)



このブログを


ずっと読んでくださってきた方は


ご存知だと思うのですが


ワタクシみ~さんは


不遇な家庭環境で育ちました。


子供の頃からずっと思ってきたこと


それは


自分の両親は


一緒になるべきではなかった。


今でもその気持ちは変わらない。


ずっと


苦しかったんです。


でも、この小説を読んで


救われました。


最後のほうに出てくる


花嫁の母が


娘に言うセリフ。


「別にそんなに幸せになろうとしなくていい。

幸せにならなきゃって思い詰めると

ちょっとの不幸が許せなくなる。

少しくらい不幸でいい。

思い通りにはならないものよ。」


なんかもう


胸がいっぱいになって


涙が止まりませんでした。


物語の主人公に


母を重ねたり


自分を重ねたり


いろんな読み方ができる作品でした。


この小説を読むことができて


本当に良かった。



58才で


若くしてこの世を去った


この小説の作者の


山本文緒先生。


高校生の頃から読んでた


コバルトノベルシリーズ


大好きでした。


この年になって


こんな素晴らしい小説が読めたこと


心から感謝いたします。


本当にありがとうございました。



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Ameba映画部