凧代表の相川です。
地域伝統文化『いずみ相模凧』を保存伝承するということはどういうことかを考えてみました。

この地域では約400年前から端午の節句の頃子どもの健やかな成長と五穀豊穣を祈願して行われていたという凧揚げ

約40年前に地元有志により『相模凧和泉保存会』として発足され、泉区の伝統文化保存会として活動されていた保存会。

保存会の存在を知っていてNPOの活動に協力していただこうと区役所へ行ったら、会長不在で会は休止中。

そんななかに『飛んで火に入る夏の虫』
まったく凧の事も知らないのに会長にまつりあげられてはや9年

旧保存会や地域、区役所地域振興課たくさんの皆様に支えていただき活動を続けてくることができました。

そしてなぜこの地域(天王森泉公園の前田んぼ)で活動ができるのか?
近隣の耕作者の皆様や地域の皆様との日頃から交流があるからだと実感しています。
交流をするためと凧揚げ場所を残すために田んぼも耕作者の一員として耕作しています。
耕作者となって6年目を迎える来年度、土地利用組合の役員もやらせていただけるようになりました。

ただ凧揚げの時期に凧を揚げているだけでは地域の皆様に受け入れていただけなかったのではないかと思っています。

われわれ、相模凧いずみ保存会は地域伝統文化『いずみ相模凧』とともに凧揚げをさせていただける地域のつながりも伝承していきます。