1、満足度

10点(10点満点)

本誌を読むのは、初であり、目から鱗が落ちる内容となっていた。
今後も機会があれば購読していく予定なので、内容の重複を含め、満足度は下がっていくだろう。

2、内容紹介

現代サッカーにおける司令塔に着目したこの雑誌。
様々な司令塔に着目して、現代サッカーの最先端について述べられている。
インタビューなども織り交ぜつつ、戦術を絡めた内容となっている。
着目したい点は、タイトルになっている通り「司令塔」と言われるポジションである。
一昔前は、確かに司令塔は、トップ下やボランチの選手が多かった。
しかし、現代は、ハイプレスの守備が浸透し、様々な場所に分散している。
分散するだけではなく、攻撃だけではなく、守備も求められるようになっている。
そして、一番分かり易いのがGKの著しい成長であるだろう。
足下のテクニックや広範囲を守るGKの多角化が、進んでいる。
こういった潮流もあり、消えて行った選手たちも多い。
また、ハイプレスからのショートカウンターやカウンターも同時に流行しているという流れにもしっかりと触れられている。

3、こういった方にお勧め

この一冊を読んだ時に、Jリーグで、堅守速攻のチームが増えた理由も分かってくる筈である。
何故、ポゼッションサッカーが、減っているのか?
そういった疑問をお持ちの方にお勧めしたい。
また、岡山のボランチを中心としたメンバー構成によるスタメンの決め方に関しての参考にもなるので、そこもお勧めポイント。

岡山から世界へ

by 杉野 雅昭(masaaki sugino)

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