流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは12日、大手企業の先陣を切り2009年春の合同入社式を東京都内で開いた。景気悪化の逆風下、グループ16社の新入社員は前年より約200人少ない計1266人となった。

 消費低迷で流通大手各社の採用は抑制傾向となっており、業界トップのセブン&アイも、傘下の西武百貨店とそごうが経営不振で採用を大幅に減らした。10年もグループ全体でさらに絞り込む方向だ。

 主要グループ各社の新入社員の内訳は、西武百貨店とそごうが前年より224人減の計56人、セブン-イレブン・ジャパンが5人減の457人となった。イトーヨーカ堂は91人増の314人。

 10年の採用は、セブンが210人、ヨーカ堂は160人とそれぞれ09年より大幅に減らす計画だ。

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みんなやる気ある人たちなのかなぁ