福島県立大野病院事件で無罪判決を受けた加藤克彦医師(40)が研修医や勤務医として通った福島県立医科大は21日「事件は医師1人の体制上の問題でもあり、執刀した医師1人の責任ではない」との菊地臣一理事長名のコメントを出した。

 コメントは、事件後医師の不足などが加速し、県民の利便性が低下したと指摘。医療環境の改善に努めるとしている。

 福島県の開業医らが加入する福島県保険医協会も「結果の重大性のみに基づき起訴することは、地域医療充実の要望にも逆行する」との声明を発表。医療事故の被害救済のため、第3者機関の設立などを求めた。

 [2008年8月21日21時17分]日刊スポーツ

あんまり責めちゃダメですよ。