北海道洞爺湖サミットの焦点となっている温室効果ガス排出削減の長期目標設定について、ブッシュ大統領に随行している米高官は7日、「昨年のサミットですでに『2050年までの半減を真剣に検討』とうたっており、今回はそれより前に進める必要がある」と述べた。
G8の合意文書で、何らかの形で半減目標に触れることを容認する可能性を示唆したものだ。<\/DIV>
米政府は、削減目標について、「G8でなく主要排出国会議(MEM)で策定すべきだ」と主張してきたが、9日のMEM首脳会合までに16か国が数値目標で合意するのは困難な状況となっている。これを受けた高官発言は「議長国・日本の努力への評価」の意味からも、G8の文書で半減目標に言及することに含みを持たせたものだ。<\/P>
ただ、米国は「中国やインド抜きの合意は無意味」という基本線は崩していない。G8の文書にどのような表現で途上国の参画を盛り込めるか、文言の調整が焦点となる。<\/P>
(2008年7月8日01時33分 読売新聞)<\/DIV>
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宇宙開発なんかに力入れてるべきじゃないですよね。