「天皇賞・春 G1」(5月4日、京都)  昨年、天皇賞春秋制覇を成し遂げたメイショウサムソンが、テイエムオペラオー以来、史上2頭目の天皇賞3連覇に挑む。6着に敗れた大阪杯は、ドバイ遠征を取りやめ、軌道修正して臨んだ一戦。調整過程は今回の方が明らかに良く、巻き返しは十分に可能。“平成の盾男”武豊とのコンビで偉業達成を目指す。  昨年の菊花賞馬アサクサキングスは、大阪杯で見せ場たっぷりの3着。プラス16キロと馬体がひと回り大きくなり、風格が備わってきた。菊花賞馬で、翌春に天皇賞を制した馬は過去に11頭。グレード制導入後は12戦7勝とかなり優秀。一気に頂点に立つか。  阪神大賞典を制したアドマイヤジュピタは、折り合い面に不安がなく、レースセンスは抜群。充実度ではこの馬が一番だ。ダイヤモンドSの覇者アドマイヤモナーク、中山金杯を制したアドマイヤフジ、昨年の1番人気アイポッパー、7歳の古豪ポップロック、G1好走の実力馬ドリームパスポートなどが差なく続く。


デイリースポーツ


 ドバイ、行ってみたいなぁ。