107人が死亡、562人が重軽傷を負った尼崎JR脱線事故は25日、発生から3年を迎えた。兵庫県尼崎市の市総合文化センター・アルカイックホールではJR西日本主催の追悼慰霊式が開かれ、遺族や負傷者、山崎正夫社長ら幹部が犠牲者の冥福を祈り、安全を誓う。

 参列者は事故発生時刻の午前9時18分に全員で黙とう。山崎社長が「お詫びと追悼のことば」で事故をあらためて謝罪し、再発防止への決意を示した。

 続いて、長男の貴隆さん=当時(33)=を亡くした兵庫県伊丹市の大前万喜さん(65)が、遺族を代表して「慰霊のことば」で思いを訴えた。遺族に配慮し、死亡した高見隆二郎運転士=当時(23)=は今年も追悼対象から外された。



ZAKZAK 2008/04/25


2度と起こらないことを祈りますね