熊本駅の事故、後続列車の信号見落とし・駅係員ミスが原因
 JR熊本駅で2005年7月、列車が停まっていたホームに後続列車が進入するトラブルが2件起きた問題について、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は28日、後続列車が停止信号を見落とし、さらに、駅係員が列車の有無を十分に確認しないまま次の列車に誤って青信号を表示するミスが重なったことが原因とする調査報告書を公表した。


 トラブルは同月17日夜、工事のため駅係員が構内の信号機をすべて手動で操作していた間に発生。報告書によると、停止信号を見落とした運転士は「工事作業員のヘッドランプがまぶしく、気をとられた」と話している。信号の誤表示は、担当の駅係員が、駅のホーム周辺に列車はいなくなったと思いこんでいたのが原因だった。

 事故は、普通列車が停車していた同駅ホームに、停止信号を見落とした後続の普通列車が進入。さらに約3分後、後続列車が停車していた同じホームに、次の特急列車が誤って表示された青信号に従って進入、約154メートル手前で停止した。乗客らにけがはなかった。


YOMIURIから
 2件もあるってひどいんじゃないですかぁ。