電、水漏れの使用済み核燃料貯蔵プール

新潟県中越沖地震で、柏崎刈羽原発6号機から放射性物質を含む微量の水が海に漏れた問題で、東京電力は25日、6号機原子炉建屋内の使用済み核燃料貯蔵プールなどを報道陣に公開した。プールから漏れた水を回収したポリ袋が積まれる中、汚染防護用のナイロン製の作業服姿の職員が紙モップで床の汚れをふき取っていた。

 6号機では、地震の揺れで同建屋4階のプールの水があふれ、電線管をつたわって放射線非管理区域の排水タンクに流れ込んだ。その後、プールの水が流れ込んだことに気付かないまま計1.2トン分がタンクから海に放出された。

 24日の点検で車軸の一部に破損が見つかった同建屋天井部にある大型の移動式クレーンも公開した。クレーンでつり上げて開閉する原子炉容器を覆う5つのコンクリート製のふたは、床に積み上げられたまま。クレーンの破損により、原子炉内の点検には時間がかかる見込み。

 産経新聞から

 怖ろしいものですよねぇ。そのポリ袋は今度どうなるのでしょう。