路上トップレスで逮捕の女性、360万円でNY市と和解

ニューヨーク──米ニューヨーク市内の路上で2年前、トップレスになって胸を露出させたとして逮捕された27歳女性が、2万9000ドル(約360万円)でニューヨーク市と和解した。女性は、1992年にニューヨーク州の司法当局が「女性も男性と同様に、上半身のシャツを脱ぐ権利がある」と認めた判例を基に、ニューヨーク市を訴えていた。

ジル・コッカロさんは2年前、トップレスになったとして逮捕され、12時間にわたって拘束された。しかし、その後、起訴されないと聞かされたという。


現在はフェニックス・フィーレーさんと名乗っている。フィーレーさんの担当弁護士ジェフリー・ロスマン氏は、米紙デイリー・ニューズに対し、「今回のことで、警察が様々なことを学んだと期待したい。女性がトップレスになる権利に敬意を払ってもらいたい」と述べている。


米紙ニューヨーク・ポストに当時の様子を語るフィーレーさんによると、2005年8月4日にマンハッタンのローワー・イーストサイドで逮捕された後、あまり良くない扱いを受けたという。訴えによれば、警官はパトカーからフィーレーさんの髪をつかんでに野次を飛ばし、精神鑑定のために病院に連れて行かれたという。


フィーレーさんは2004年に市内のマラソンに参加した際、上半身裸になったが、警察からはなんのおとがめもなかったとして、「(トップレスになることは)実用性にかなった、自然な気持ちだとおもう」と話している。


CNNから

 でもお金払ってまでもが認めてもらいたかったのですかっ。