携帯部品売った3人逮捕 パラグアイ誘拐で国家警察
パラグアイの日本人誘拐事件で、国家警察は9日、犯人グループが身代金要求に使用している携帯電話のICチップを、犯人の1人とみられる男に売ったパラグアイ人3人を逮捕。3人が誘拐犯についての情報を知っているとみて調べている。検察庁関係者が明らかにした。
一方、国家警察は同日、被害者4人の顔写真と、誘拐に使われたものと同型の車の写真やナンバープレートを公開、有力情報には5000万グアラニ(約120万円)を支払うとして、市民に情報提供を呼び掛けた。
逮捕された3人は事件前、所有していた10個のICチップを「バスケス」と名乗る男に売った。このうち4個が、事件後に身代金を要求する連絡に使われたという。
事件では会社社長、太田洪量さん(62)と、秘書の山口佐和子さん(37)が、偶然現場を通り掛かったパラグアイ人2人とともに誘拐された。犯人グループは、太田さんの四輪駆動車に太田さんらを乗せ連れ去った。
国家警察は同日の声明で「家族らの意思を尊重し(身代金の)交渉には関与しない」とする一方、市民に捜査への協力を求めた。
地元メディアは事件直後、国家警察は4人が拉致現場に近い同国東部で監禁されていることを突き止めたと報じたが、その後、監禁場所に関する情報は錯綜(さくそう)している。(共同)
SANSPOより
アジア系はなんか多いですよねぇ。ねんか悪い目でみちゃいます。