焼きエビ作り 潮風に揺れ風味も上々/出水

(12/13 07:33)
風に揺れる色鮮やかな焼きエビ=11日、出水市
 八代海に面した出水市住吉町の堤防に、真っ赤な焼きエビが冷たい北風に揺れている。正月料理の雑煮などに欠かせない特産品で、ケタ打た瀬漁が解禁になった11月初旬から作り始めた。作業は追い込み中で、25日ごろまで続けられる。
 作っているのは柴田大作さん(41)城聖さん(39)兄弟ら。水揚げされたばかりの約20センチのクマエビをくしに刺して炭でじっくり焼く。その後、1連20匹ずつわらで縛り、かつお節のかたさになるまで天日で7-10日ほど乾燥させる。
 最盛期の昭和30年代は地域に7、8軒ほどあった加工業者が、今では後継者不足などで柴田さんだけになった。県内各地に出荷され、高いもので1連2万円ほどだという。大作さんは「見ばえ風味ともいいものができている」と話した。

南日本新聞より
 焼いて干すんですかぁ。食べた事ないですねぇ。