モノレール羽田線、225本運休 工作車が故障
2006年11月24日21時37分
24日午前3時半ごろ、東京都港区芝浦4丁目の東京モノレール羽田線で、保守作業をしていた工作車(1両編成)のブレーキが故障して動けなくなった。故障車を軌道から運び出す作業に手間取り、同線は始発から浜松町―羽田空港第2ビル駅間の全線で運転を取りやめた。午後1時10分過ぎに復旧したが、225本が運休し、約5万6500人に影響が出た。
東京モノレールによると、工作車は通常、終電後の午前0時過ぎから午前4時までに軌道の保守、点検などの作業を行う。故障車は、車両基地のある昭和島駅を出て、上り線を浜松町駅方向に向かって作業していた。トラブルがあったのは浜松町駅の手前約2キロ付近。動きだそうとしたところ、ブレーキが解除できなくなり、続いて変速機も動かなくなったという。原因は不明。
同線には待避線などがなく、運転を再開するためには故障車を約8キロ離れた車両基地まで運ぶしかない。午前7時ごろから、故障車を別の工作車で牽引(けんいん)して動かす作業を始めたが、走行中に車輪をとめるボルトがゆるむため、たびたび作業が中断したという。
同線は通常1日約13万人の利用者がある。04年5月にも駅構内のポイントで異常があったため、約3時間全線で運転をとりやめるトラブルがあった。振り替え輸送をしている京浜急行はラッシュ時間帯に臨時列車を走らせた。
asahi.comから
大変ですよ。だって225本ですよ。