いまだ着工に至らず 南ケ丘・県営住宅、本年度内の完成微妙
県が、住宅供給公社から買い取った南ケ丘ニュータウン(秋田市上北手)分譲地に計画する県営住宅20戸の建設が、予算可決から約7カ月を経た今も未着工のままだ。「緊急整備の必要性」を訴え事業化された経緯があるが、請負業者の選定、発注作業もこれから。県議会に説明した「本年度内の完成」も微妙となり、「土地を購入して公社が助かり、それで安心してしまったのでは」と厳しい指摘も出ている。
県は昨年度、販売不振に陥っている南ケ丘分譲地2・5ヘクタールを約11億8000万円で購入。本年度当初予算でも20戸分の建設事業費約3億6000万円を確保している。
にもかかわらず作業が遅れているのは、民間業者が実施設計と建築工事を行い、完成後に県が買い取る「買取方式」を初めて採用するためだ。「民間業者の裁量が生かされてコスト縮減にはなるが、県の設計通りに完成させたら引き渡しという通常の発注作業と異なり、手間がかかる」(建築住宅課)という。
県は昨年度、販売不振に陥っている南ケ丘分譲地2・5ヘクタールを約11億8000万円で購入。本年度当初予算でも20戸分の建設事業費約3億6000万円を確保している。
にもかかわらず作業が遅れているのは、民間業者が実施設計と建築工事を行い、完成後に県が買い取る「買取方式」を初めて採用するためだ。「民間業者の裁量が生かされてコスト縮減にはなるが、県の設計通りに完成させたら引き渡しという通常の発注作業と異なり、手間がかかる」(建築住宅課)という。
さきがけ新聞より
7ヶ月もすぎてですかぁ。