１週間の相場を振り返る（日経平均：１月第1週）
皆さん、
新年明けましておめでとうございます。
2019は「亥年」
「いのしし」
というと猪突猛進など
まっすぐに突き進んでいく印象が強いですね。
しかし相場は
永遠に上げ続けたり
永遠に下げ続けたり
することはありません。
常に上昇・下降を繰り返す相場の世界。
運や他人の情報に頼るばかりの
投資を続けていると、
いずれ資金が底をつき、
市場からの撤退を
余儀なくされる日が訪れます。
そうならないためにも
2019年はぜひ自分なりの
『売買技術』
を磨いて
『生涯現役』
を目指していきましょう！
下落相場から上昇局面のきざしを
見せ始めていた
2018年最終週のこの場では、
相場全体を俯瞰した時の
注目ポイントとして
以下のことをご紹介しました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
このまま一気に
上げ続けることはない
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
今週の相場（実質は1日のみ）が
どのように動いたのか
チャートを使って
振り返っていきましょう！
1月4日の2019年最初の相場は
大きく値を下げる波乱の展開となりました。
日本の株式市場は
アメリカを中心とした世界経済の
影響を大きく受けます。
年初のこのタイミングで
アメリカNYダウの
相場の動きを俯瞰しておきましょう。
いかがでしょうか？
日本の株式市場の動きと
似たような展開となっていませんか。
従いましてアメリカの経済に大きな
影響を及ぼす動きがありそうなときには
アメリカの株式市場はもちろんのこと
日本の株式市場も影響を受けることに
なります。
例えば直近では、
・アメリカの経済減速懸
⇒経済への影響による株価下落懸念
・アメリカの金融政策
⇒金融引き締めによる株価下落懸念
などに注目が集まっていますね。
それでは来週以降の売買戦術は
どのようにとらえたらよいのでしょうか？
まずは
相場の強弱をはかるために
欠かせない確認項目である
現在の株価と移動平均の位置関係を
みていきましょう。
60日(-) > 25日(-) > 10日(-) > 株価
60日・25日・10日移動平均と
株価の関係は相場が最も弱い時の
パターンとなっています。
しかも各移動平均の傾きは全て（－）
一方で相場の上げ過ぎ下げ過ぎを
確認するための
いくつかの指標をみておきましょう。
PER・PBR・騰落レシオなど
いずれもそろそろいったんの下げどまりを
暗示する数値となっています。
また1月4日のローソク足は
長い下ヒゲをつけた陰線
つまりいったんの下げどまりの
可能性を暗示する
「たくり線」
を形成しています。
これらのことを総合的に判断すると
大きなトレンドは下げ基調。
しかし短期的には、
上昇に転じる可能性が高くなってきた。
とはいうものの
大きくは下げ基調であるので
一気に上昇が続くことは考えにくい。
こんなことを頭に入れながら
買い・売りを繰り返してくことが
『生涯現役』
のためには欠かせません。
これらのことを知識として学び
実践を積み重ねることでしか
相場の世界で
生き残るための実力を磨くことは
できません。
やはり生涯現役であるためには
売買技術が必須となります。
意味のない情報収集ではなく
生涯現役のための
売買技術の構築にこそ
自分のお金と時間をつぎこむ
自己投資をしていきたいですね。
株式投資で大切なことは、
以下の４つです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・相場俯瞰力
・銘柄選択力
・資金管理力
・売買技術
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
この中の売買技術について
プロの投資家が大切にしている
「逆指値」
を使った
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