1週間の相場を振り返る (日経平均:1月第4週)
皆さん今週の売買はいかがだったでしょうか?
常に上昇・下降を繰り返す相場の世界。
運や他人の情報に頼るばかりの投資を続けていると、
いずれ資金が底をつき、
市場からの撤退を余儀なくされる日が訪れます。
そうならないためにも自分なりの売買技術を磨いて
生涯現役を目指していきましょう!
現在の相場から読み取ることのできる特徴として
先週のこの場では
以下のことをご紹介いたしました。
<週足チャート>
① 週足ベースで3週連続して下げるも今週はひたヒゲの長い陽線で終えたこと
② 週足ベースで見ると16,300円のラインを支持線として切り返してきたこと
<日足チャート>
① 1月21日(木)には出来高を伴った大陰線となったことからセリングクライマックスと読み取れること
② 1月22日(金)には今後の上昇の可能性を示唆する「たすき線」を形成しながら大陽線で終えたこと
先週の投稿はこちらから
↓ ↓ ↓
相場:来週の需要イベントの結果により流れが大きく変わる
それでは今週も、週チャート・日足チャートを使って
現在の相場を俯瞰してみたいと思います。
<週足チャート>
① 週足ベースでは今年初めて前週から上昇したこと
② 週足ベースで見ると16,300円のラインを支持線として切り返してきたこと
<日足チャート>
① 1月28日(金)には直前の高値を大きく超えてきたこと
② しかもそれが大きな出来高を伴っていること
特に、1月28日(金)には出来高を伴いながら
売買代金が4兆4千億円を超えてきたことの
意味合いは大きいですね。
これで、
売り方がほぼ撤退したことが読み取れますので
今後は、買い方有利な展開となりそうです。
個人的には、
先週仕掛けた買い玉の含み益が
さらに大きく伸びる1週間となりました。
今週、国内では2つのビックニュースが
流れました。
①甘利大臣の辞任
②日銀によるマイナス金利の導入
1つ目の、甘利大臣の辞任に関しては
恐らく株式市場への影響は
それほど大きくはないのではないでしょうか。
一方で、日銀によるマイナス金利の導入に関しては
株式市場へも大きなインパクトを与えています。
現在の相場に大きく影響を及ぼす要因としては
以下の3つを上げることができます。
① 中国問題
② 原油安
③ アメリカの利上げ
従いまして、
主要国の金融・財政政策が
世界の株式市場にも
大きくインパクトを与えることになります。
直近での動きを見てみますと
よい流れができつつあることが伺えます。
ECBのドラギ総裁の追加金融緩和示唆
FRBのイエレン議長の利上げのタイミングは世界経済を配慮
そして日銀の黒田総裁によるマイナス金利の導入
ただしマイナス金利導入の賞味期限が
どこまで続くのかは定かではありません。
相場を俯瞰しながら
自分なりの売買技術を使って
波乗りをしていくことが求められてきます。
いずれにしましても来週以降の展開も楽しみですね。
果たして来週以降どのような動きになりますでしょうか・・・
こちらをクリック頂けると幸いです。
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