前回のブログで、整形外科を替えることを書きました。
以前の整形外科は通うのに不便なことに加え、
新薬で高額、副作用の懸念があるイベニティを
安易に勧められている、と感じたからです。
今回新たにかかった整形外科、ここで見てもらう決め手は
血液検査の結果について初めて詳しい説明を受けたからでした。
下記、いただいた説明資料です。
なるほど!
私の場合
①Ca、②Pはほぼ足りている
③ビタミンDの25-OHVDが不足(これは胃を切除の影響)
④古い骨を壊すTRACP-5bが高すぎ
⑤骨形成を担うP1NPはほぼ正常値
⑥ucOCが欠乏 ビタミンK不足。
という結果でした。
このうちイベニティの投与の判断に関わるのは
④と⑤。あれ、④では投与対象だけど、⑤は
正常値なので対象外。イベニティへの適性は
半分、ということになります。
今回の医師はこの⑥に注目し、ビタミンKを処方に加え
カルシウム吸収を強化してまずは様子を見ましょう、と
言ってくれました。イベニティはその結果を見ての
判断です。
以前の整形外科では骨密度検査の数値を目安として、
血液検査では「破骨細胞」の値が高いということで
イベニティを勧められました。
イベニティに対しどの程度の適性があるか、という
説明はありませんでした。
⑥にいたっては検査項目にも入っていなかったです。
とりあえず、新たな病院でビタミンKの処方を受けながら
やっていくことにしました。これが吉と出るかは
結果を見ないとわかりませんが。
いつも病院で感じることは、患者の状態を客観的に
踏み込んで説明してくれる医師が少ないということです。
結果として患者は自分の状態を把握しないまま医師任せに
してしまう。
私自身もこれまで血液検査の結果をまじまじと自分で
調べたことは無く、言われるがままに投薬と注射を
続けてきました。
今回、股関節痛で通院が厳しいので近くの病院をさがすことに
なりましたが、治療の見直しへのよいきっかけになりました。
同様の症状でお悩みの方への情報提供になれば
嬉しいです。