先日外国株を売ったことを書きましたが。

 

日本の銀行口座に入金されるまで時間がかかりました。

理由は、まとまった金額が海外から送金された際に

マネーロンダリング等の犯罪防止のためいろいろな

情報を提供しなくてはならない、それによって

審査をされるというプロセスが昨今追加されたためです。

今回初めて経験しました。

 

決められたルールに従うのはやむを得ないです。

しかし、今回は不必要に時間と手間がかかりました。

 

 

    

下記、長くなります。外貨入金にご興味がなければスルーしてください。

 

 

1週間経って口座に着金が無いので、銀行にWebの

問い合わせフォームから確認をしました。そこでわかったこと。

 

1つは自分のミスです。日本の銀行に届け出ていた

メールアドレスが、普段銀行とのやりとりに使っていない

メルアドになっていました。銀行からの問い合わせメールがそちらに

入っていたのに、広告メールと思い込み、消去していました。悲しい

 

まずはメール再送の依頼です。

最初の問い合わせフォームへの回答の内容が不十分、

不親切な感じがしたので、今度は電話での対応を依頼しました。

今は電話も、予約を申し込まなくてはならないのです。

 

翌日オペレーターと話をし、再送を依頼しましたが、

代わりに口頭で必要情報の提供をしてくれとのこと。

え?電話でいいの?本人が話した証拠が残らないのに?

不思議でしたがその内容で手続きを進めると言われました。

 

ところが、、、数日後再度問い合わせメールが来ました。

追加の情報が必要だ、と。

やっぱりね、と思いながら仕方なく、メールに書いてある

リンクから情報提供フォームにアクセスしました。

こういう専用フォームがあるなら最初からこのフォームを

案内してくれれば。

 

しかしそのフォームのお粗末なこと!

まるで海外のフィッシングサイトかと思うほど

フォントは読みにくく、入力するフィールドはサイズも

ばらばら、おまけにいくつかのフィールドは入力しようと

しても文字が入らない。スマホでやっても、PCでやっても

同じでした。「必須」とあるフィールドを未入力のまま

「次のページ」をおすと、次のページに飛びました。

普通なら必須フィールドを入力しないとエラーになるはず

なのに、、、

 

次にでてきたのは「エビデンス」(何らかの証明に必要な資料)を

3点、添付する画面。

でも、その「エビデンス」がどのような資料をさすのか

具体的な説明がない。

本人確認書類なのか、今回の取引の内容を示すものなのか?

しかたなく銀行のメインページに戻ってFAQを調べましたが

どこにも説明がありません。

 

再び、問い合わせフォームから質問しました。

3回目になります。

すると、メールで届いた回答は「メールでは対応できないので

電話応対の予約をしてください」とのことでした。

ええ❕入力の仕方を教えてほしいだけなのに?

 

電話は時間帯予約が必要で、例えば1時~3時など2時間のはばがあり、

その時間は「待機」になるのでとても不便なんです。
 

そしてかかってきた電話に、クレーマーモードになって

しまいました。

 

苦情として伝えたこと。

情報入力フォームが正しく機能しない。

エビデンスとは何を指すのかどこにも説明がない。

利用者に対してあまりにも不親切、説明不足。

 

そして、エビデンスについて聞くと、「明確な指定がない」そうなんです。

「今回の送金の内容がわかるようななんらかの書類」

という漠然とした説明でした。

フォームに書いてあった「エビデンス3点」というのも

3点必須ではないという事でした。

 

あまりにも内容が不確かだったので、証拠を

残したいと思いメールで内容を整理して送ってほしいと

依頼しましたが拒否されました。

 

仕方なく、自分から、「オンライン取引画面の

スクリーンショット」を提案しました。

しかもフォームを使ってではなく、別個のメールアドレスを指定され、

そこに送信しろとのこと。

なに?じゃあ最初に案内されたフォームは結局

「つかいものにならない」ってことが銀行側でも

わかっているってことじゃないですか。

利用者がクレームして初めて電話での個別対応で

解決にもっていくって変じゃないですか?

だったら最初から電話してきてくださいよ!

 

この間、オペレーターさんは終始謝りモードでした。

オペレーターさんの責任ではないのはわかっていますが、

きちんと苦情を伝えないと改善されないので、

言うべきことは言いました。

 

スクリーンショットを指定の宛先にメールした翌日

ようやく口座に入金がありました。

結局、株売却から着金まで2週間かかりました。

 

もし今回の外貨入金が、何かの購入や契約に向けた

急ぎの資金調達だったら完全にアウトでした。

 

私が外貨受け入れに使用している銀行は、もともと

ネットバンキング事業で先行していた旗振り役で、

外貨定期なども積極的に売り込んでいる銀行です。

その銀行での外貨受け入れのオンラインシステムが

つかえる代物でないとは、、、

衝撃でした。